2015年1月7日 執着しないでやり直すならレッドジャスパー/カップの5
ううむ、ちょっと見は良くないカードかもしれません。しかしながらこれからどうしたら良いかを示唆してくれるカードとしましょう。
カップの5は期待はずれとか今までの努力が水泡に帰すといった残念感を暗示しています。これをよく観察し、本当にダメなようならリセットしましょう。一から出直し。清々しい気分でやり直そうではありませんか。
失敗、失意、何かを失うことは大変に辛いことでしょう。これを乗り切れるのは自分で希望を作れる人です。自分で何かを作り出すことができ、そして改めて所有することができることを知っていれば失敗や何かを失うことを恐れなくなります。
さて、とにかくリセットすることが必要。執着を捨てて新たにスタートを切ることです。ここでお助けになるのはレッドジャスパー(意味辞典に未記載です)。このパワーストーンは主人となる人の「心の中の隅々」まで入り込み「放置されたままの悲しみ」がないか点検し、慰め、励まし、マイナスに傾きがちな心をプラスの方向へ導いていくストーンです。
なぜ失敗を恐れるのか?
これは多くの理由が考えられますが、その内のひとつには過去の「教育」が大きく影響していると思われます。
学校の試験、進路、人生設計について、まるで失敗が許されないような、落ちこぼれては人間扱いされないような、ダメ人間のレッテルを貼るような風潮が長い期間にわたって強すぎたと思えてなりません。
そのような教育をしながら、一方では小学校の運動会では「順位」をつけることをしなくなり、競争した結果を完全に無視しておかしな「平等」を与えます。運動会で何か競争をすれば、誰が見ても順位は明らかなのに。
「ゴールは決められ、それから脱落してはいけない」
何の自由もなしにそう信じ込まされた人生が長すぎるのです。何か変だぞ、これは自分の本当の望みなのか?と、多くの人が右往左往してしまいます。これは一種の混乱です。
人は混乱しているとき、実は最も人からのコントロールを受け入れやすくなっています。
教育とは、子供をコントロールすることだと誤って信じている親が多いようですね。
明日が良い日でありますように。