ムーンストーン・心惑わず判断しよう

ムーンストーン(Moon-stone)
ムーンストーン(Moon-stone)

2015年6月15日 ムーンストーン・心惑わず判断しよう/ソードの2/リバース

ちょっと微妙なカードです。

良し悪しを語る感じではありませんが、結果として「良い」のではないでしょうか。

このカードの暗示としてはとにかく「最善の決断をする」ということになります。しかしそれにはかなり悩みぬくことになりそうです。

表面的なことを論理的に判断するならそれは簡単なことかもしれません。しかしながら、物事には見えないところに真実が潜んでいるものです。

あなたは一生懸命それを探そうとしています。みんなが簡単に賛成している何かがいつも必ず正しいとは限りません。

あなたはその本質を見抜こうとしているために悩みぬくことになり、そして正しい判断を下すことになります。そのせいで身の回りにはある程度の混乱が生じるかもしれません。しかし信念をつらぬくときのようです。

自分の軸以外に心を惑わされることなく判断しましょう。そのためには自分の本心をしっかり見つめことです。

このようなときにお勧めのパワーストーンはムーンストーン。このストーンは「自分で自分のことをよく知る」ということのサポートをします。このあたりの働きは意味辞典のムーンストーンのコーナーでは触れられていませんが、実は自分との対話については是非ともおすすめしておきたいパワーストーンですね。

信念をつらぬく厳しさという錯覚

何かを成し遂げようとするときに必ずといって良いほどにつきまとうのが「信念」という言葉ですね。

簡単に「信念」といいますが、自分を信じていなければなかなか信念など持てません。

そしてその根底にあるのは自己責任を負えるという確固たる責任感というということになります。

なぜなら、信念がないというのは判断が人任せであり、そこには背負う自己責任がありません。自己責任を持たないということは、常に人のコントロール下にあるということです。

簡単に「人のコントロール下」といいますが、これって言うなれば「奴隷」のことですよ。

世間では自己責任を負わない人々を見て「うまく立ち回っている」という評価をくだす場合がありますが、その実態は実のところ常に「他人の都合によって右往左往している」にすぎません。そのような人々はあらゆることを「人のせい」にしています。当然、そのような人々には信念などありません。その実態は「奴隷状態」ですよ。

さてさて、本当に楽になるにはどうしたら良いでしょう?

うまく立ち回ることでしょうか?

いいえ、自己責任と信念を持っている方がよほど楽なのです。そうすれば人のコントロール下にいることはありません。

明日が良い日でありますように。