ムーンストーン・手放すとき・2019年9月13日
ムーンストーンが出ています。
ムーンストーンに求めるのは「手放すこと」「新しいステージへの道標を得る」。
これらの働きは意味辞典の方ではほとんど触れられていませんね。
ムーンストーンは基本的に「情緒安定系」としての働きとなります。
情緒不安の元はと言えば、過去の体験の影響が多大にあり、これらを握りこんで手放せない状態と言えます。
(非常にシンプルに言えば単なる反応です)
この情緒安定作用のさらに根本にあるのは「自分と対話すること」が挙げられます。
人は様々な場面において様々な感情を得ますが、これが実に不合理なことが多々あります。
そこで、自分がなぜこんなことにクヨクヨ悩むのか?とか「これが苦手て仕方ないのはなぜか?」と自分に問いかけてみるのが大切。
それがムーンストーンが手伝えることなんですよね。
そうして得られた情緒安定はすなわち、自分が設定した方向をまっすぐに見て動揺せずに進むことに他なりません。
カード:ソードの3/リバース
要注意なカードです。
が、それを解消することを示唆する情報として取りましょう。
現状としては消化不良でわだかまりがある感じ。
うまくいかない何かがあってもそれを無理に納得せざるを得ない、といった感じです。
また、喪失感や敗北の感じがあるでしょう。
そして・・・現在のテーマはそれらのマイナス感情を手放すこと。
これができたら!
思わぬ展開で新たにスタートを切れます。
心の機械仕掛け
感情は単なる反応として不合理に動くことがある、ことを冒頭ムーンストーンの解説部分に記しました。
で、単なる反応というのはほとんど「機械仕掛け」と変わりません。
機械仕掛けというのは、考えて動いているわけでなく、単に条件による選択があるだけです。
例えば「信号が赤ならそこで停止する」など。
人の心も、機械仕掛けのように働くことがあります。
それは自分で設定する場合もありますが、自分以外に誰かが自分に対して設定することもあります。
後者の場合は「教育」があります。
自分が設定した機械仕掛けは自分で考えて外すこともできるでしょうが、教育として誰かに設定された機械仕掛けを自分で外すことは困難です。
なぜなら、それが教育として設定された機械仕掛けだと気づくのが難しいからです。
しかしながら、何か不合理な反応について、自分の心や記憶と十分に対話してみてください。
きっとおかしなものがたくさん見つかりますよ。
また、自分で設定した「おかしなもの」があるかもです。
当時は役立ったけれど、今は全く不要で害にしかならないこともあるはずです。
明日が良い日になりますように。