大阪のビジネスを振り返る・2025年3月3日

濡れた路面
普通に十分に濡れた路面は久々

こんにちは。

スタッフ友次郎の日記的書き込みです。

今日の甲府は一日ほとんど雨。

長く続いたカラカラ天気が多少は回復です。

それにしても湿度はたいして上がりません。


1月10日に甲府へやって来て51日経過。

こちらで初めてのひな祭りです。

大阪ではスーパーやケーキ店でかなり派手なひな祭り便乗キャンペーンをしていましたが、こちらはさほどでもありません。

同様に、節分の恵方巻きもおとなしくありました。

■ 大阪商人vs 甲府商人

大阪は古くからビジネスの街として栄えていました。

先ほどのひな祭りとか恵方巻きに関する大阪の商売を見た時、元々は「何々の日」とは全く関係ない物でもお客さんが喜ぶならそれを売ろうというノリが見て取れます。

また大阪人気質として「理由はさておき、楽しもうぜ」感があり、そのものの由来とかよりも、今楽しいことを優先させる感覚がありげ。

例えば、ひな祭りにケーキを食べるなど、もともとそんな風習があるわけもなく、しかし女の子の祭りならケーキが出れば楽しかろうと思うわけですね。

また、商売人の方もお客さんがそう思うようにキャンペーンをはります。

ところがこれだと伝統や歴史は失われやすく「元々これはね・・・」ということはあまり話題になりません。

由来などを持ち出せば、しらけた野暮なやつに思われることでしょう。

一方こちら山梨では「甲府商人」という言葉があるそうです。

ネットの情報ではありますが、その昔の山梨では農業に適した平地が少なかったために商業に力を入れたということのようです。

これは、大雑把な書き方をすれば「必要性のレベルに則したビジネス」でしょうか。

生活そのものに関する必要な物資の手配においてがビジネスそのものでしょう。

一方、大阪では「必要性のレベル」は古くから充足してしまい、生活の基本部分のビジネスに関してはもう頭打ち状態。

よってそこに「付け加え」が必要になります。新しい価値を創造するわけです。

何せ後から付け加えることですから、大々的なキャンペーンが不可欠です。

それが例えば現代ではひな祭りのケーキ、そして元々は何の意味もない「恵方巻き」です。

セレと話していて「こちらのひな祭りはケーキのキャンペーンを見ないね」ということから商売を振り返った3月3日のこと。


セレの机の上が整ってきました。再起動するまでお待ちください。

明日が良い日になりますように。

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