
こんにちは。スタッフ友次郎です。
友次郎の日記的書き込み。
10月17日(金)ほぼ快晴です。
これはどこか景色の良いところへ出かけねばなりません。
せっかくの甲府住まい。まだまだ見所はたくさんあります。
■ 霧ヶ峰から車山高原へ、空と大地が広がる76kmの高原ロード
ここのところの少しぐずついた天気から、17日はほとんど日本晴れ。
富士山もクッキリ見えます。
それではと、前から気になっていた「ビーナスライン」のドライブに出発!
ビーナスラインってどんな道?
ビーナスラインは、長野県の茅野市から美ヶ原高原までを結ぶ、全長約76kmの山岳観光道路です。



甲府の自宅から出発して1.5時間ほどで最初の展望場所に到着してしまいます。
標高1,000〜2,000mの高原地帯を走るため、車窓からは雄大な山々、草原、そして雲海まで望める、日本有数の“天空のドライブコース”。
季節や天候によって景色が大きく変わるのも魅力で、今回は秋の終わり、紅葉が山の中腹に色を添える美しい時期に訪れました。
今回走ったのは、茅野市から霧ヶ峰・車山高原を抜けて、諏訪方面へと続くルート。
途中には白樺湖のそばを通ります。友次郎が中学生の時に修学旅行で来たな、そう言えば。(イワナの彫り物のお土産を買った)
この道に入った瞬間から、空気が変わります。市街地の喧騒を抜けると、あっという間に広がる大自然。道は緩やかなカーブが続き、ドライバーにとっても心地よい道のりでした。
霧ヶ峰高原のパノラマビュー
最初の絶景スポットは霧ヶ峰高原。標高約1,600mに位置し、広大な草原がどこまでも広がっています。

「霧ヶ峰」と言えば「京都の桜と信州の神々」の第13話に出てくる「霧ヶ峰の姫」の舞台になったところ。
10年以上の歳月を経て再訪したことになります。
非常に懐かしくありますが、あの物語では諏訪湖の方から登ってきたこともあり、今回は逆コース。
なので景色的にピンときません。「姫」がいた池がどこだったのか、判別不能。
その気になれば探し出せるのでしょうが、今回は保留です。


さて、霧ヶ峰にはビジターセンターや売店もあり、地元のソフトクリームやお土産も楽しめました。ドライブの小休止にもぴったりです。
続いて訪れたのは車山高原。ここは、リフトに乗って車山山頂(標高1,925m)まで行くことができる人気スポットです。
よほどリフトに乗って山頂まで行ってみたかったのですが、標高からくる酸素の薄さ、そしてそもそも酸素ボンベを伴って出かけてきているセレの容体を勘案して今回はやめときました。
山頂からの眺めは圧巻らしいですよ。晴れていれば富士山や八ヶ岳連峰、さらには北アルプスまで一望できます。
四季折々の美しさと、アクセスのしやすさも魅力
ビーナスラインは、春は新緑、夏は爽やかな高原ドライブ、秋は紅葉、そして冬は雪化粧(※通行止め区間あり)と、季節ごとに異なる表情を見せてくれます。
今回訪れた10月中旬は、ちょうど紅葉がピークを迎える少し手前。山の上から色づいていく木々が、とても印象的でした。
ビーナスラインは、単なる“観光道路”ではありません。そこには、日本の原風景のような景色、静けさ、空の広さが広がっていて、日常の疲れをそっと癒してくれるような時間が流れていました。
明日が良い日になりますように。