ホークスアイ・新しい目標を/ワンドの2

ホークスアイ(Hawkseye)
ホークスアイ(Hawkseye)

2017年1月30日 ホークスアイ・新しい目標を/ワンドの2

良し悪しよりもアドバイスのニュアスが強いカードですね。

全力を注ぐべきことを精査し「ふるい」にかける日です。

するべきことに目的をしぼって集中してください。目標の再設定にも良い日ですよ。

これまで自分がしてきたことをである程度の成果を見たことでしょう。それに不満がなかったとしても、他にもっとできることがあるのではないかと思い至ることになりそうです。

ここから先は本当に取り組みたいと思うことに集中するべきでしょう。

このようなときにオススメのパワーストーンはホークスアイ

ホークスアイに求めるのは「決断力、判断力」。このパワーの源泉は「自分を深く知る」ことと「洞察力」の強化にあるようです。判断を誤るのは自分を見失っていることが原因になっていることが多いでしょう。本意ではないことに同意したりといったことが後悔を伴う判断ミスと言えます。自分自身の本心から出た判断は、その結果がどうであろうと責任を負うことができます。

次のステップとしての「やりたいこと」

今回のカードでは次のステップについての発展の可能性を示唆するものでした。

ところでこの「何か新しいことをする」ときに発想のヒントとなることを書きます。

人が生まれてまず最初にするのは自分自身の生存を維持することでした。とにかく個人として生き延びるための活動を行います。

そうして成長するにつれ、家族やそれを取り囲むグループ全体の生存の中で自分の役割を担うようになります。

これはすなわち、個人の生存だけでなくグループ全体としての生存まで考えが及ぶということですね。家族の次の段階ですから、地域社会や学校、会社、ひいては国という単位です。

このことは何度となく「生存の多重円」を示して説明してきました。

生存の多重円(生存の包含関係)

そこで、新しく目標を設定するとき、せっかくですから「考えが及ぶ範囲」をもう一つ外側にまで広げることが大切です。

グループの生存を十分に考えたという人ならば、次は「人類全体」の生存について手をつける時期に突入するのかもしれません。

これはあまりにも大それた考えに見えるかもしれませんが、人それぞれの生活の中から手をつけられるでしょう。

例えば、外国語の勉強をするということもその一助となります。日本国内のことだけでなく、海外に広く目を向けるということから始まります。

国際的な社会問題に取り組んでいるNGOなどの組織から情報を得て、それを支援しようと思うならそれもひとつの行動でしょう。

あなたが音楽家なら、日本だけでなく諸外国の人たちに自分の作品を広く聞いてもらおうといったことも考えられるでしょう。

この地球上にゲームは不足していませんね。

自分は本当は何がしたいのか?ホークスアイはそれを考えるときに助けになるでしょう。

明日が良い日でありますように。