2015年9月2日 ヘマタイト・一歩を踏み出そう!/愚者
出ました!「愚者」。おろか者です。
このカードは良し悪しで言うよりも、そもそもの機能はトランプで言うジョーカーですね。どんな役割でもしてしまいます。
ただ「何かをしよう」と思うときには愚者になることが必要かもしれないという暗示があるのは確か。
多くの人があなたの夢や希望を叩き潰すようなアドバイスをくれているのではないですか?
または世間の常識が「あなたにはできない」とあなたに教え込んでいませんか?
これらのどちらも「賢者」の顔と言葉であなたを潰しているでしょう。
しかし、あたなが自分の心の声を聞くときに、賢者でなく愚者になって一歩踏み出すことが必要になるでしょう。
心にひっかかるこことがあるのは現状から解放される前兆と見ましょう。そこから逃げるも良し、進むも良しですが、とにかく一歩を踏み出すことで明日が変わるのは確かです。
このようなときに助けになるパワーストーンはヘマタイト(意味辞典に未記載)。
ヘマタイトには各種の働きがありますが、今回使うのは「起爆剤」としての機能。ヘマタイトは行動力を刺激し、偶然に見つけたチャンスを素早く確実につかめるように助けてくれます。一歩踏み出したいあなたなら、必ず身につけて欲しいパワーストーン。
判らないことへの憧れ「うやむや系」のこと
昨日の記事でコミュニケーションにおける言葉の定義が大切であることを書きました。
しかしながら、この世には「わけが判らないままに」ほおって置くことでなんとか成り立っていることもあるにはあります。
昨日は最後の方に少しだけ触れましたが、ご大層な学術分野にもちゃんとあります。これらの分野ではほとんど「あ・うんの呼吸」のように、どうやら未定義らしい用語について皆んなで触れないでおくことによって組織が成り立っているとさえ思われることすらあります。
そしてもうひとつ「判らないことへの憧れ」です。
自分にはよくは判らないので、それはもしかしたら「すごいこと」と信じていることがあります。
皆んなが「良い、スゴイ」と言っているのでとりあえずスゴそうなのでそれに乗っておくという話。
この場合、実際には未定義の言葉がそこにあるから「実は判らない」という部分に加えて「評価と判断」を人に委ねる、すなわち責任転嫁という二重にまずい状態にあるのは確かです。
「あ・うんの呼吸」で未定義語を知って放置する集まり、判らないことをスゴイという人たちの集まり。どちらにしてもそこに「嘘」が含まれているのは確かです。
ところがある日、その「嘘」がふとしたきっかけから露呈することがあります。
世の中の現象としては、「ブームが去る」といった形でこれが現れることもあります。そもそもそれがブームになった原因が未定義語に踊っていただけという場合がこれにあたります。
とにかくですね、「嘘」をついてはいけません。特に自分には。
知らない言葉を「知らない」と認めましょう。意味の判らない単語について「意味がわからない」と認めましょう。そして必要があれば調べましょう。
そうすれば、うやむや系から抜け出すことができ、そしてくっきりと世の中を見ることができるようになりますよ。
(まあね、うやむや系はどのみち未定義語によってコミュニケーションが破綻しますから時間の問題で崩壊するでしょうけど。しかし学術分野の「あ・うん系」は生き残ります。なぜって、そこには利権がありますから。)
明日が良い日でありますように。