2015年6月11日 グリーンフローライト・ゴリ押しせずに一歩引こう/ソードの5/リバース
ちょっと要注意なカードです。
計画が一旦は中断せざるを得ない状態になることも。これを無理に元どおりに推し進めようとすると事態がこじれることになりかねません。
状況の悪化が発生したらゴリ押しせずに一歩引きましょう。大勢を整えてから再チャレンジが吉。
ここは一旦引いておきましょう。そして状況をよく観察し、準備を整えてから再スタートするのが良いですよ。
ちょっとはガマンを強いられてイライラするかもしれませんが、ここはちょっと耐えましょう。そうすることで計画は再び動き出すはずです。
このようなときにお勧めのパワーストーンはグリーンフローライト。
グリーンフローライトは学習のストーンですね。多面的に物事を考えられるようになりますから、現状認識が正確になるでしょう。直感や洞察力がアップすることによって最適な回答を得ることができるでしょう。
なお、意味辞典のページではフローライト全般について一般的な解説をしています。上記の使い方については触れていませんね。
混乱と選択の続き
二回続けて「選択」とか「混乱」について書きました。今回は更にその続きとして「ワナに落ちない」ための話題。これ意外に大切です。
さて、「選択」の前には「混乱」があり「選択」をすることによって「混乱」が収まるとう基本的な法則を解説してきました。
そこで今回は「混乱」を起こして人をコントロールすることを少し詳しく書きます。もちろん、人から混乱させられてコントロールされないためにですよ。
さて、人は混乱を収めるために何かを選択して安定しています。この「選択している何か」こそ「信じているもの」です。
この「信じているもの」が真実である必要性はありません。とにかく信じていればそれが選択となって混乱の発生がありません。
ごく身近で簡単な例を挙げますと、いつも買っている台所用洗剤はどうでしょう。
あなたはその洗剤を信じています。そこそこに汚れが落ちるし、コンパクトで価格も手頃。何も不満はありません。いつも TVでその製品のCMを見ています。
ところがあるとき新しく別メーカーの洗剤のCMを目にします。
それによると、普通の洗剤だといくらあらっても食器に付着している「菌」は落とせませんと。そのままだと大切なお子さんの口に菌がどんどん入ってしまいますよと。
そのCMでは、おどろおどろしいく菌を培養したような画像とともに、台所周りは菌だらけで放っておくと大変危険そうな状態であることを視聴者に訴えています。
さて、ここで信じている物が失われます。それは今まで使ってた台所洗剤では「菌」に対抗できていないということです。そして混乱が生じます。
その新製品のCMは、人が信じていたものを否定し、そこに混乱を生じさせているわけです。
さて、次にそのCMが行うのは、新しく信じる何かを与えることです。
そうです、新製品の洗剤は普通に洗うだけで99%除菌できますと・・・
さて、どうでか?
信じているものを一度否定し、そこに混乱を生じさせ、そして新しく信じるものをそこに与える。
この流れで人をコントロールすることができます。
ということは、こんなことでコントロールされないためには、最初の混乱時によく考えること。自分が信じているものを否定した情報は本当に正しいのか?これをよく疑う必要があります。単に嘘かもしれませんよ。
例えば先の台所の「菌」のことで言えば、確かに今までの洗剤では除菌の程度は低かったかもしれない。しかしそれで家族の誰かが食中毒になったか?実際にはそんなことは起こってはいない。ならば今以上に除菌力のある洗剤が本当に必要だろうか?そんなに除菌力が強い洗剤だと、むしろ人体に有害ではないか?
とまあ、こうやって疑う必要はありです。
あなたが信じている何かをいったん奪うような情報に当たったら、それが真実かどうかを必ず見極めましょう。
そして相手が投げかけてくる新しい情報(選択肢)を鵜呑みにしてはいけません。
さもないと、完全に選択をコントロールされてしまいますよ。
さて、この混乱と選択の仕組みを使ったコントロールがあなたの身の回りにありませんか?よく観察してみてください。
TVのCMやマスコミの報道ばかりではありませんよ。会社などの組織の人間関係の中にもひそんでいますよ。
明日が良い日でありますように。