2016年6月9日 カナディアンジェード・素直さが一番/ペンタクルの騎士
本日のカードはどちらかと言えば吉兆になるでしょう。
ただしそのためには少しばかりの留意点があります。
あなたは現状に満足せず、さらなるステップアップを望んでいるところかもしれません。その成否は自分自身の真摯な取り組みと責任ある態度が重要です。
そして物事や計画をスムースに進めるためには周囲の人に声をかけ、助けをもらって下さい。
今日は「素直さ」が一番。
そうすれば良きパートナー、援助者が現れ、望みが叶えられるはず。
このようなときにオススメのパワーストーンはカナディアンジェード(意味辞典に未記載)。
カードにある通りの素直さを支持するストーンです。性格に安定性をもたらし、それが人との調和を保って幸運と友情を引き寄せます。また古来より「長寿、健康、富」をもたらすとされています。
直感と自動性
カラパイアでこんな記事を見つけました。
直感、第六感は本当に存在し、物事を決断するときに一役かっている。直感を測定することに成功(オーストラリア研究)
記事タイトルを見ますと、さも直感力の客観的な証明ができているように見えますが、内容を見ますとどうもよくわかりません。
ただ、記事の最後にとにかく「直感」を肯定するような文章が。
要約しますと「直感は非科学的に見えても、実際に存在し、例えばスポーツ選手などプレイの経験と訓練を積むことで瞬時に体を動かすことができる云々」
筆者自身は「直感」とか第六感というのは確かに存在すると思います。
しかしながら、スポーツ選手など、訓練を積むタイプの作業においては直感だけを取り上げることはできないと考えます。
というのは、訓練で得られる何かというのは、多分に条件付けと反射がともなうからです。
例えば、すごくシンプルな例として「赤信号では止まる」という作業があります。
これは教育による条件付けと、生活習慣の中での反射で全てが完了します。赤信号を見て「危ないと考えて、それで止まろうと思い、足の動きを止めた」という人はいないでしょう。
もう少し複雑なことして、車の運転でもほぼ全部が「条件と反射」で成り立っているでしょう。
これは経験を積むほどに様々な条件を知り、そのための反射を得ることができます。これは直感とかとは無関係であって、むしろ単純に「自動性」という分野に入ります。
では直感や第六感はどんなことをしているかといえば、これも車の運転を例にとって以下に説明します。
ある人が、車でいつもの通りを走っているとしましょう。
そしていつも通るところの、信号のない交差点に差し掛かります。こちらの進路には「止まれ」という一旦停止のサインはなし。ですからそのまま素通りしても構いません。
ところがその日に限っては一旦停止したくなりました。そうして車を止めると直交する道から子供が飛び出してきました。いつものように素通りしていたら事故になっていたところです。
直感や第六感はこのように働くものであり、先に書いた「自動性」とは何の関係もありません。
ただし、その道の一流な人、というのは訓練による自動性を山ほど習得している上に、そして直感や第六感がすぐれているのは確かです。
明日が良いに日なりますように。