ブルーサファイア・良いバランス・2019年4月15日
ブルーサファイアが出ています。(意味辞典に未記載)
ブルーサファイアに求めるのは「バランス」。
これは端的に言って精神安定ですね。
心身のアンバランスというのは、例えば脈拍が上がるべきところで脈拍があらがないとか、体温調整に失敗などが挙げられます。
例えばランニングしたとします。このとき、体の正しい反応は脈拍を上げるとか、体温上昇に伴って汗を出すとかですね。
しかし、これを邪魔する間違った指令を与えるのが「心」。
心身のアンバランスというのはこのような状況を指します。
そしてブルーサファイアは特に精神面(心)に作用し、傾向としてマイナス感情をプラス側へ引っ張る感じ。
ただ、働き方がかなり強いので使い方に注意。これにはコツがあります。
カード:節制
実はこのカード、判断が難しいです。
と言うのは、カードの絵柄として天使が左右の手でそれぞれ持つ杯の水を移し替え、みたいなデザイン。
これって何が節制なのか不思議です。
いくつかの文献に当たってみると、様々に解釈したいようですがあまり明快な答えは得られません。
が、ブルーサファイアで触れているようにバランス感覚が取れている良い状況ということのようです。
要するに、節度がある、堅実である、コントロールが的確、そんな状態を表しています。
これは正常な発展を意味しますね。
とりあえず、良いカードとしましょう。
感情のレベルを「使う」
ここのところ、「感情のレベル」の話題が多いですね。
そこでもう少し具体的に、この「ものさし」の使い方を記しておきます。
下の方にいる人に巻き込まれないように注意です。
- 静穏 合理的
- 熱狂 ↑
- 陽気
- 強い興味
- 保守的
- 満足
- 退屈
- 敵対心
- 怒り
- 秘めた敵意
- 恐れ
- 同情
- 悲しみ ↓
- 無気力 不合理
まずはその人の現在の状態として、上の方にいるほど合理的な判断ができます。
で、下の方にいる人ほど不合理な判断、間違いやことによってはわざと嘘の判断をします。
ですので「敵対心」あたりから下にいる人の判断をそのまま信用しないことです。
ひとつ上の「退屈」も注意。嘘はないにしても責任感がありません。
彼らの話を鵜呑みにせず、または聞いてあげたとしても「いや真実はまだ他にある」と思っていて間違いはありません。
特に「秘めた敵意」にいる人は嘘が多いのに注意。
(根も葉もない噂を流す人々がこれです)
さて、ここでもっと下の「悲しみ」にいる人はどうでしょう。
嘘はつかないとしても合理的な判断はありません。問題を解決する方ではなく、退却しかないでしょう。
ざっとですが、このようなことがありますよ。
彼らが感情のレベルの、本当はどこにいるのか、見極めましょう。
これまでの経験をよく振り返ってみれば例がたくさん見つかると思いますよ。
ひとつの対処として低いところにいる人々に巻き込まれないためには、まずは相手がどの感情のレベルにいるかを知ること。
態度、言動でわかりますよね。
そして、自分は決してその位置から同等とか下には行かないこと。
彼らとコミュニケーションをとる必要があるなら、彼らのひとつかふたつ上のレベルになって話しかけること。
例えば・・・
「恐れ」にいる人には、こちらは「怒り」になって話しかけます。
考え方として、両者がいるレベルが異なりすぎるとコミュニケーションが成立しません。
これを少し理屈っぽく言えば、見ているものの「リアリティが異なる」ということです。
明日が良い日でありますように。