アメトリン・良いハプニング・2022年11月25日
アメトリンが出ています。
このストーンに求めるのは「ラッキーなハプニング」「変化を素直に受け入れる」。
アメトリンはアメジストとシトリンがひとつの石の中に同居する状態で存在します。
二つの事柄を上手に折衷したり、折り合いがつかないと思っていることを同時に成り立たせたりが得意なストーンです。
相容れないと思っている事柄も、すんなりと両方が成り立つような状況が、現実の世界には多いもの。
大小、強弱、、高低、など両方のことを同時に受け入れギクシャクすることなく現実に相対する能力を高めるのがシトリンです。
■アメトリンと相性が良いストーン
シンプル幸運のストーン。お守り石としても使いやすいですね。
■カード:ワンドの2/リバース
これはリバースで良いカード。
突然の変化が訪れます。
そして全く予想したいなかったことが起こり、それによって望みが叶えられる暗示。
ことによると自分では望んでいなかった形のことになるかもですが、落ち着いて状況を眺めると最良の状態に落ち着く可能性大。
思いがけないことにより、一時は大きな混乱が起こるかもしれませんが、結局はそれで事業の拡大があったりもするでしょう。
望んでいた理想や外見的なことにこだわらず、訪れることを素直に受け入れることで幸運が招かれるようです。
■ 二択は危うい
世の中には白黒はっきりしないことの方が多いです。
この世の善悪は絶対的なことでなく、グラデーションの中のどこかに位置しています。
良いも悪いも程度の差でしかなく、他の人にとっては同じことを見ても善悪の判定は様々なことになります。
また、物事のほんの一部だけを見てその全体を判断することはできません。
善悪の二択であれば簡単なのですが、この宇宙はもっと複雑にできています。
例えば、生き物に対して殺生は良くないとしても、蚊取り線香で蚊を殺すことは平気で、牛丼はやはり美味しいと思う人は多いでしょう。
とまあ、このように善悪の判定は簡単ではありませんが・・・
出来るだけ、知りうる限りは環境への配慮はしたいところ。(生きる環境がダメなってしまえばもう善悪云々さえしていられません)
そこで、この難しさに対処する方法として「二択式の判定」はやめておこうと言うことです。
善悪の「二択」にしておけば判定は楽ですが、グラデーションとしての「可能性」は残しておくことが生きやすいのは確か。
また、二択形式は自分自身にも当てはめてしまうことがあり、これは自分を罠にはめることにもなり、可能性の芽を摘みます。
なので、今回のカード「思いもよらないことによる幸運」など、はなっから二択で判定しているとせっかくのチャンスを自分で潰すことになりかねません。
実際にはあらゆる出来事について、そのことが起こるための様々な背景があり、表面的なことだけ見ていては判断を間違うこともありです。
そこで二つの格言をあげておきます。
禍福は糾える縄のごとし
(かふくはあざなえるなわのごとし)
人間万事塞翁が馬
(じんかんばんじさいおうがうま)
意味はググってみてください。
そして何かのハプニングがあったら、受け入れてしまうと楽なのも確か。抵抗するとそれだけ余計なエネルギーを使いますよ。
そこで受け入れ上手なのはアメトリンですね。普通なら相容れない善悪をも折衷させることができます。
これ、超わかりやすい例を記しておきます。
「蚊だって生物なので殺生はするべきでない」「いやいや、刺されると痒いでしょ」これの両方を成り立たせるのがアメトリンの働き。
明日が良い日になりますように。