2016年6月16日 アンバー・助言で解決/ペンタクルの王子
まずまずのカードです。
目の前には様々な可能性が。そのためにあなたは様々な準備ごとを始めようとしているかもしれません。今はそれをするにふさわしい気力がみなぎっている様子です。
もしも問題があるのなら、それは信頼できる人物からの助言でクリアできる暗示です。
思わぬ助けやヒントは人との出会いの中でもたらされるでしょう。
頭を柔らかくして助言を聞いてみましょう。昨日は助言を聞くな、でしたが今回は聞くことになりました。何か状況が変わってきていますね。
将来に対する可能性はあなた自身が握っています。そのためにはいつも研鑽と努力を怠らないこと。
このようなときにオススメのパワーストーンはアンバー。
アンバーは人の話を正しく理解できるようにサポートします。そもそもが人間関係を良く保つ働きがあるストーンですから、その結果として聞上手にもなれるわけですね。(このあたり、意味辞典の方では細かく触れてはいませんね)
評価を誰かに依存すると何が起きるか?
昨日は「アドバイス」に関することから芸術系のことに関する「評価」について触れました。
そこで本日は「評価」それ自体について少し触れておきます。
日常的に最も簡単な「評価」には以下のようなものがあります。
「このお肉、もう焼けたかなあ?」
肉の焼け具合に関する評価ですね。そして「もう焼けたかなあ?」と、彼はその評価を誰かに依存している状態です。
ね、実のところ、評価を自分以外の誰かに委ねて依存していれば「肉の焼け具合」の評価さえできない愚かな人になるわけです。サバイバル能力はありません。
だってねえ、人生を過ごすというのは多分、肉の焼け具合よりも難しい判定の繰り返しですよ。
ところが、人類は生まれてすぐには一人で生きられないがために、そのサバイバルの多くを母親(またはその代わりになる人物)に委ねます。はっきり言ってほどんとのことの評価を母親に依存している状態にならざるを得ません。
さて、ここでまた哲学的になりますが、自分で何かを評価するには自分自身の空間を持つ必要があります。自分の空間の中にその対象物を置いて、初めて自分でそれを評価できます。そうでなければ、その対象物を正確には見ていない状況なのです。肉の焼け具合すらわかりません。
ま、肉を焼くという行為は彼自身が過去に何度も経験ありなはずで、彼自身に蓄積されたデータすら使えないという、なんとも哀れな状況なのです。評価を誰かに依存する、というのはこういうことになるわけです。
そしてオマケとして評価には二種類あることを書き留めます。
一つは、過去のデータと照合して現在のものを知る評価。
もう一つは現在の状況そのものをしっかり見て「わかる」評価。
前者は一般的な職人の技。後者は職人ではあるかもしれませんが、達人の域の人のことです。達人は、過去のデータと関係なく現時点のそのデータを評価し処理できます。
普通の職人は、過去にデータが存在しないものの評価はできず、処理もできません。まったく新しい状況では手も足も出ません。
ね、ですから、芸術系で誰かさんの評価を仰ぐのは要注意なんです。職人レベルの判定者では、あなたの斬新な作品のことなどわかりはしないのです。それが権威者であれば、あなたをくじくことしかできません。
とにかく、評価の依存体質からは抜け出せねばなりません。そのためには自分自身の空間、そして存在性が最重要です。(空間については過去記事にあったでしょうか)
明日が良いに日なりますように。