アンバー・未来を見よう・2021年3月2日
アンバーが出ています。求めるのは「過去を断ち切る」「古い感情を捨てる」。
基本部分で「過去の時間に止まった人の心を温める」があります。
アンバーは鉱物でなく「樹脂」なんですよね。しかしパワーストーンと同じように人間に対する作用を持っているのは確かです。
凍えそうな主人の心にぴったり寄り添い、いつも温め続けてくれます。
現在の感情や行動が過去の出来事の記憶によって反応してしまいやすい人にはおすすめですね。
過去の記憶にある悪感情「悲しみ・恐怖・怒り」などを取り除きます。
アンバーと相性が良いストーン
将来への希望を思い出させて、物事を前向きに考えられるように導いていくストーン。
アンバーで過去を処理し、そして未来をユナカイトで作りましょう。
カード:カップの6/リバース
これはリバースで良いカードです。
過去を断ち切って新たなスタートを切れる暗示。
もうダメじゃないかと思っていた人は、新しい出会いやチャンスに触れて新しい展開が訪れることでしょう。
せっかくのタイミングが来ています。自分自身でも積極的、意識的に過去の出来事の感情を捨て去る心構えをしてください。
過去の感情に引きずられるか、それをしないでおくか、それは現在の自分自身が決められることなのです。
過去の悪感情の役割
ある動物がいたとします。
ある日その動物が外敵に襲われたとします。すごい恐怖を伴ってその出来事が記憶されます。
その記憶は、その場所の景色、匂いなどが含まれます。
するとその動物は二度とその場所には行こうと思いませんし、その時の匂いに警戒心を示すようになります。
また、その場所にそっくりで似たようなシチュエーションも避けるようになります。これは考えではなく反応です。
こうしてその動物はサバイバルの可能性を上げることになります。
これは自然界にシンプルに暮らす動物なら役には立つ仕組みだと思われます。これは「反応」としての働きとして組み込まれます。
しかしながら、人間の場合はどうでしょう。
ある交差点で車にひかれそうになり、その記憶が作られたとします。それは「怖い交差点」です。
動物ならば、よほどのことがない限りはその交差点に二度と行こうと思わないで一生を過ごして構わないでしょう。
ところが人間の場合そういうわけには行きません。もし動物と同じことをしていたら、まあ「バカ」でしょう。
また、人間は下手に知恵があるため、怖い交差点に飲みにとどまらず、その恐怖の元を「車全般」に拡張したりもします。「車が悪い!」です。(こんなことだらけです)
正しいのは「あの交差点は危険だからもっと注意して渡ろう」これでいいわけですよね。
出来事によって得られた記憶、それをどう使うかは現在の自分にかかっています。
これ、慣れてくると、その時に湧いてくる感情が「反応」によることかどうか見分けがつくようになります。
また、その感情がどこで得られたものか、その正体がわかるほどに「反応」は薄らぎ、理性が勝つことになります。
明日が良い日になりますように。