フローライト・真実を見よう・2020年10月12日
フローライトが出ています。
フローライトに求めるのは「状況の確認」。
まずはマイナス思考をカットします。これによって状況を正しく確認できるようになります。
考えがマイナスでは何を見ても悲観的になりますからね。
長年の抑圧で生まれた行動パターンをやめるためにも役立つのがフローライトですね。
総合的には癒し系+自己実現という働き方になるでしょう。
フローライトと相性が良いストーン
基本的に自分自身との対話が中心。
多くの失敗は、トラウマと対話してしまうこと。トラウマは植えつけられたことであって自分自身ではありません。
カード:月
どちらかと言えば注意ですね。アドバイス色の強いカード。
月の光というのは太陽の反射であって、そもそもが幻なですよね。
なのでこのカードは不安定さや信じるもののおぼろげな感じを表しています。
また、そもそもが幻なので、今見ていることがそこそこに「怪しい」のです。
ですから、そのままでは未来の見通しも怪しいまま。
ここはきっぱりと現実を見てみましょう。
なんなら、この時期が去るのを待ってから重要な判断を下すのも考えだと思います。
もしも不安に感じることがあれば、それはイリュージョンだと思ってください。
大切なのは真実を見ることの方です。
ヘルプのトラブル経験がもたらすもの
過去の記事で「誰かを助ける」とか「誰かに助けてもらう」ことに関するトラブル経験が憎悪に結びつくことを書きました。
今回はこれらのような「ヘルプの失敗」がもたらす他の問題に触れておきます。
ヘルプの失敗は憎悪と同時に「誰かを助けることはできない」そして「誰かに助けてもらうことはできない」という確信を人に植えつけます。
こうなったとき、人は「グループ」に参加することを放棄します。
グループというのは様々なレベルに存在しますが、グループの生存(サバイバル)はそもそもがヘルプによって成り立っています。
例えば、選挙の投票という行為はグループに参加することを意味しており、投票の棄権は参加の放棄という形になって現れます。
総選挙などの投票率は年々下がる一方で、改善の兆しはありません。
これが意味しているのは、人々は「助けることはできないし、助けてもらうこともできない」と思っているからに他なりません。
これをひと言で表せば「自助」です。自助を信奉するなら助けることも助けてもらうことも不要です。
で、ここにひとつのデータがあります。
「日本人の4割が政府は弱者を助ける必要はない」と思っている。という統計。世界一位です。
これは世界的に見て異様な数字です。(二位はアメリカ3割程度)
これね、どう見ても日本に蔓延する「ヘルプ失敗」のトラウマのようなことが影響していると思えてなりません。
また、昔から日本では「人様に迷惑をかけるな」という妙な習わしや教育、世間体を気にする国民性があるように思えます。
しかし、ヘルプがなく自立を信奉する限りはグループとしての存続は不能です。
そして、新しく首相になった菅氏は「自助、共助、公助」と言って自助を筆頭にあげるスローガンを掲げる始末。
世の中で、他者に依存せずに自立して立身出世してきたと豪語している人々を見てください。彼らの多くはヘルプの失敗体験を元にした「憎悪」を抱えていることがわかるでしょう。
「私は人の助けなしに今日までやってきた、だから君たちもそうしろ、助けるものか」です。
彼らの憎悪の対象は必ず「弱者」に向かっています。誰かを助ける気などそもそもありません。
ですから「自助」を提唱するのです。
そこで「そうだ、自分でがんばらなきゃ!」と思う必要などありません。
誰かに助けを求め、そして誰かを助けることを普通にしてみてください。
ヘルプのトラウマから抜け出す第一歩。これが自分自身のためだけでなく、グループ全体のサバイバルなのです。
また、政治的な無関心はすなわちグループへの不参加でありヘルプの放棄に他なりません。
明日が良い日になりますように。