フローライト・冴えた判断・2019年4月18日
フローライトが出ています。
フローライトに求めるのは「視点を変える」こと。
フローライトの働きの根本は癒し系。
ストレスの解消やマイナスイメージを取り去ることをしています。
その上で成り立つのが能力の発揮です。
精神的余裕が生まれ、物事を大きな目で見ることができるようになります。
カード:ソードの王
良いカードです。
冴えていますね。
的確な判断力、頭脳は明晰です。
自分を律することもでき、問題に対して最善の対応もできるような状態。
このとき、目先の問題だけにとらわれぬよう、大きな目で見て全体に対して最も有用な解決策を求めましょう。
そのために、ストーンとしてはフローライトを取り上げました。
視点を様々に変え、個々の問題と相互作用している様々なことを見ることが大切です。
感情のレベルをハリウッド映画で知る(その2)
集中講座続けます・・・
ハリウッド的映画の登場人物に例える感情のレベル学習。
(前回のコラムが第一回となりますね)
まずは下のスケール(ものさし)を記しておきます。
- 静穏 合理的
- 熱狂 ↑
- 陽気
- 強い興味
- 保守的
- 満足
- 退屈
- 敵対心
- 怒り
- 秘めた敵意
- 恐れ
- 同情
- 悲しみ ↓
- 無気力 不合理
マッド・サイエンティスト(悪い科学者)
多くは「怒り」にいます。
復讐のために人々の支配とか人類滅亡をもくろんでいます。
そうなった理由として、彼の研究が世間で認められなかったり、または彼の大切な家族の命が権力によって奪われたという理由が多そうです。
彼の研究が世間で認められなかった理由として多いのは、それがあまりに非倫理的なことな場合が多いでしょう。(元から悪人だったわけです)
この役柄の感情のレベルは「怒り」からあまり動かないようです。
また、彼が悪人の主役であるか、または本当の黒幕に操られているパターンがあります。
おべっか野郎
人におべっかを使い機嫌を取ることで自分だけは助かろうとしている役柄。多くは悪人側にいるでしょう。
感情のレベルとして「恐れ」です。
彼はいつもヒヤヒヤしていて、自分が助かるためなら簡単に寝返ります。
すぐに謝ったり命乞いしたりしますが本心ではありません。助かるためならとにかく何でもします。
彼はヒーロー側にいることもあり、スパイ活動をしていたりもします。
時々は感情のレベルが上がって最終的にヒーロー側の大きな助けになることも。
奴隷たち(被害者)
悪の支配者に奴隷としてこき使われています。
完全に自由を奪われ、自力で脱出するチャンスも何の希望もありません。自分で自分のことを考える能力を奪われています。
ちょっとしたヘマで簡単に殺されてしまいます。
感情のレベルは「無気力」。
彼らはわめいたり、抵抗したり、泣くこともありません。淡々と支配者の言いなりです。
しかし時として、この奴隷たちの中のひとりが人々を救い出すヒーローとして覚醒するような筋書きもありますね。
または、後から新入り奴隷として連れてこられた「将来のヒーロー」が現状を打開する突破口になったりです。
そのヒーローはまだ完全に「無気力」に陥っておらず、チャンスを待っている感じ。
その間、悲しい思い出で「悲しみ」にいたり、「怒り」にもえることも。
彼は奴隷の境遇にいても決して「無気力」ではありません。
ヒーローが奴隷たちを率いる
ヒーローが奴隷たちを目覚めさせて悪の支配者と戦うことがあります。
これはヒーローが奴隷たちの感情のレベルを徐々に引き上げて革命を起こすという感じ。
奴隷たちは「無気力」から「悲しみ」に上がって泣けるようになり、さらに上がって悪の支配者に対して「怒り」を抱けるまでになります。
ここまで上がればやっと戦えるようにはなります。それ以前のレベルだと戦えません。
が、奴隷の中には革命否定派がいたりします。このレベルは「保守的」。
さらに感情のレベルを上がり、ヒーローが立案した脱出作戦を知り「これは行けるかも!」と思う奴隷が出てきます。
ここまでくると「強い興味」です。
そして「よし、やるぞー!」となり、これが「熱狂」。
戦っている最中も「熱狂」ですね。
そうして解放された奴隷たちは真の自由を得ます。彼らの表情は本当に晴れ晴れとしています。
このラストシーンでは「静穏」かもです。
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さてさて、どうでしょう。
ハリウッド的映画を参考にした話。
感情のレベルについてリアリティを持っていただけましたか?
次回のコラムで総まとめします。
明日が良い日でありますように。