ホワイトジェード・捨てて先に進む・2019年2月8日
ホワイトジェードが出ています。(意味辞典に未記載)
ホワイトジェードに求めるのは端的に「手放すこと」。
不要な過去の感情、エネルギーを手放したいときはこれ。
手放すと言ってもホワイトジェードは物理的な断捨離系でなく、精神面に使います。
カード:ソードの3/リバース
基本的に悲しみ、失望、喪失を伴う出来事を表しますが、解説者によって正逆の位置で評価はまちまち。
いずれにせよ、これを上手に通りすぎる必要あり。
それでストーンとしてはホワイトジェードの「手放す」を選んでいます。
「喪失」ダメージについて
何かを失うことは心理的にダメージがあるでしょう。
実は、不要なものと縁を切るときにさえ、ダメージを感じる場合があります。ぽっかりと心に穴が空く感じです。
「喪失感」は、何かを失うことが肉体的な「喪失」とごっちゃに記憶されることがその原因にもなります。
肉体的な喪失とは、端的に言ってケガや病気。
これは大なり小なり生命の危機にある状態、肉体的な苦痛の状態です。
ケガや病気、これはすなわち細胞の喪失です。
小さなケガでもその周辺の細胞がある程度は死滅します。病気も同様、細胞レベルではある程度の死滅があり、ケガや病気の回復は細胞の再生に他なりません。
そして何かを喪失すると、ケガや病気でもないのに気分的に塞ぎ込みがちになります。そうでなくとも嫌な気分です。
これは何かの喪失によって過去に起こった肉体的苦痛が呼び起こされることに由来するわけです。
このことは感情のレベルとも密接に関係していて、ケガや病気で感情のレベルが落ちている時に得た記憶は喪失感と結びつきやすいです。
それで、失うことの反応的な恐怖から、断捨離できないという場合もあるわけです。
今、反応的な喪失感から抜け出したいと思われる人は、是非とも、前回コラムの「気分を安定させるリスト」を行なってください。
辛抱強くあれを繰り返してください。
今ある「反応的な喪失感」は過去に記憶してしまった細胞の喪失感と勘違いしているよと・・・これに気付きましょう。
明日が良い日でありますように。