ガーネット・力のコントロール・2018年11月19日
ガーネットが出ています。
ガーネットに求めるのは「強い精神力」。これは意味辞典では扱われていない内容となります。
普通に言えば、勇気、忍耐力の強化ですね。
またおまけとして「持ち主に努力に見合った成果をもたらす」という性質もありで、これに期待して今を乗り切ろうと思えるわけです。
この働きに関しては持ち主が自分で「知っている」方が効果的に働きそう。
さて、カードは「力(チカラ)」。
良し悪しで言えば「良し」。そしてアドバイス色が強いカードでしょう。
努力があれば成果を生むという暗示。
また、不可能そうに見えることでもそれが可能になるかもと。
しかしそれは「力づく」で成し得ることではないようですよ。
そして「力を使え/使うな」ということでなく、コントロールせよというニュアンスがありそうです。
暴発しないようにちょっと我慢でコントロールです。
「力」と自己信頼
「力」づくではどうにもならないことの方が圧倒的に多く、力でなんとかする部分というのは最終局面のこと。
これは「話し合いで結論が出ないので相手を殴って言うことを聞かせる」ということとは全く意味が違いますので注意を。(これは単なる戦争)
この例はむしろ「力」づくではどうにもならないことを示していますよ。
「力」というのは物質に影響を与えることができるエネルギーのことですね。
例えば「料理をする」というのはまさに、物質にエネルギーを与えて食物の形を変える行為です。道路を作るというのも同じです。
ね、でもこの料理に至る前には様々な意図や考え、インスピレーション、計算などがあったでしょう。
ね、「力(エネルギー)」を使うのは最終局面として料理している、道路を作ることに手を下しているその場面でしょ。
ですから実は、力を使う前の精神作用がなければ「力」をうまく使うことなどできません。
そしてそのコントロールが効くのは、先にあった意図が元になっており、その意向に沿っての使い方になります。
そして、はっきり言ってこの最終的な局面での力の行使は、それを人間がやってなくても構いません。ロボットにやらせていても構わないのです。
ね、プログラムに従って料理をしてくれるロボットがあればそれでいいのです。
じゃあ、人間は何をしているのか?
そのプログラムを作るんですよ、ちゃんと力をコントロールできるように。
そこがもともと人間が人間たる所以の部分。
で、それをするために大切なのが「自己信頼」。
「自己信頼」がないと、曖昧な意図、考えもできず、計算がないのでコントロールなしの「力の行使」になり、これがいわゆる「力ずく」となります。
「自分を信じる程度に応じて力はコントロールされる」です。
力だけならロボットかブルドーザーでOKなのです。
ブルドーザーを操縦する人って信頼性必要でしょ。
これって精神力に他なりません。そこでガーネットを取り上げました。
明日が良い日でありますように。