ムーンストーン・本心と向き合おう・2018年11月5日
ムーンストーンが出ています。
ムーンストーンに求めることは「本心と向き合うこと」。これは意味辞典には未記載の働きです。(それでもセレニティアスではこの働きとして使うことが多いです。)
少し前、ムーンストーンは女教皇のカードとの組み合わせで「リラックス」として取り上げましたが、今回は少し異なります。
ムーンストーンの癒し系としてのリラックスは、自分に正直になって肩の荷を下ろそう、ということから来る部分があります。
でも本質はすなわち「自分の本心と向き合う」ですね。
さて、カードは「女教皇」。
直感力が優れた時期です。実はこの直感の中に問題解決の糸口がありそうですよ。
そしてこれまで気づかなかったことを知るきっかけが与えられるという暗示も。
だたし、その事実が自分が気にいるような状況でないこともあり得ますよね。
そのようなときにはそれを冷静に受け取ること。事実を曲げようとしてはいけません。
事実を曲げて取るならことはこじれる一方ですよ。
今は正しく知ること、それは直感によってなされるようです。
嫌がるとそれがやってくる
「嫌がるとそれがやってくる」です。
これは逆も成り立っていて「認めると消えて無くなる」があります。
これ、どういうこっちゃと思いますが、本当のようですよ。
例えば頭痛が起こったとして、頭痛は嫌だ、頭痛にはなりたくない!と思うと頭痛がなかなか治りません。
もしも頭痛でないときに「頭痛は嫌だ」と頭の中で唱えると、人によっては頭痛を起こすことがあるのは不思議です。
今ある困難を解消したければ、まずそれの存在を認めよう、ということに繋がります。
これ、実際に病気や怪我の治癒と密接に関係するようで、痛いからといって患部を嫌がると治癒の進みが悪くなるようです。
問題が解決に向かうとき
問題というのは誰でもそれは「嫌だなあ」と思うのですが、嫌だと思って触らないでいると、問題は解消せずに嫌なままですよね。
そこで、その問題についてしっかり見て、そして完全に知ってしまうと、それはもはや、または実際には問題で無くなることがありますよね。
思っていたようなこととは全く違っていたとか、その問題なら解決策がありそうだとか・・・
これ、すなわち「認めると消えて無くなる」の原理です。
次に、この根本原理のひとつとして以下の記述を残します。
- 知っている
- 見ている
- 感じている
- 考えている
ある問題に対する姿勢として上の状況があります。問題を問題でなくすることができる度合いが大きい順に並んでいます。
その問題について、知らずに、見ずに、感じもせず考えているだけでは、それが良いように進展したとしても偶然です。大概は悪い方へ行くでしょう。
そして最上段の「知っている」は見ることの上にあるのに注目です。
このとき、知る手段に限定はありません。直感で知ろうが見て知ろうが同じですね。
ムーンストーンで本心と向き合うことは、自分自身に対して「知っている」レベルになろうということです。
知ってしまうと、そこにある「認めたくなかったこと」が消えてなくなりますよ。
もしも消えてなくならないのであれば、また完全に「知っている状態」ではないかもです。
明日が良い日でありますように。