ジェダイト・手放すチャンス・ 2018年8月21日
ジェダイトが出ています
ジェダイトに期待するのは「手放すこと・新しい発想」です。
ジェダイトはそもそも発想力、理解力をアップさせる作用がありますが、その根本となる働きは「こだわりにとらわれないこと」があります。
何かにしがみついていると発想力は発揮されませんよね。
そのためには「手放すこと」は必要です。何かにしがみついていると正しい理解もはかどらないわけですね。
またジェダイトには「魔除け、厄除け」と言った用途もありますが、これはもしかすると、とらわれることを止めることに通じる部分があるだろうと思っています。
魔除け、厄よけに関してお勧めしたいのは、実のところ「そんなことどうでもいいや!」という感覚を持つことです。
「そんなことより私は忙しい、やることがいっぱいあるんだ!」という人には、魔とか厄も近寄りがたいのです。
自分の注意を魔とか厄から引き離すことが、目の前のことを理解するのにも大切なことです。
さて、カードは「ソードの3/リバース」。
これに関してはリバースの方が吉。
ただし、これを本当に吉にするためには「手放すこと」です。
過去の人間関係や出来事に対するわだかまりを引きずってはいけません。目の前のことだけ見ることによって、思いがけない展開が開けるようですよ。
スパイラル・ダウンを防ぐ、復活する方法
これまでのコラムで「まずいことをしてしまう理由」について触れました。
また、それを放っておくとスパイラル・ダウン(螺旋悪循環)してしまうことも。
今回はそれから回復する方法です。
さて、前回書きましたが「まずいこと」をする理由は、先にそこに「混乱」があります。
そして混乱を収めるために取り上げた方法が「間違っていた」、それが「まずいこと」です。
これわかりやすく極端な例を書きますと・・・
「食べるものが無い!じゃあコンビニで万引きしよう。」
こんなことです。
(この場合の混乱は、食べるものが無い、です)
「まずいこと」は元々は「悪いことをしてやろう」と思ったわけでもないのにミスってしまうことが発端になっています。
誰でもありますから、まずはご安心あれ。
このミスによって何かに迷惑をかけていたなら、それは償わねばなりません。そしてもちろん、迷惑の相手方もそれに同意していることが必要です。
そして許してもらうことももちろん必要。
このミスに対して正当化してはなりません。そうでなければスパイラル・ダウンが始まり、極端な例では「戦争を自分でやめられなかった第二次大戦の日本」のようなことになります。
償い、謝る、そしてもうひとつ必要なのは判断ミスになった瞬間を自分で特定することです。
まずは、先にも書きましたところの、そのミスのアクションを呼び起こした「混乱」を特定します。(これ、このミスを再発しないために大切)
この「混乱」にはパターンがある可能性ありで、その種の混乱を前にするといつも同じミスをする、ということがあり得ますよ。
混乱を特定し、ミスした自分を本当に振り返ることができた時、不思議なことには「自分を愛する」気持ちが湧くかもしれません。
「馬鹿だなあ私って」と思ったとしても、自分が愛おしくなるかもですよ。
この時、もしも今までに罪の意識の自覚して重圧があったとしても、それが何か軽くなってくるような気がするかもです。
さて、そうして「混乱」を特定したら、とるべき最良のアクションを考えてみます。
世間では「たら/れば」は役に立たない議論だと言われることがありますが、「混乱」を特定してどんなミスをしたのかを振り返り、他に取れるアクションはなかったかを考えるのは大変有効ですよ。
もちろん、ことによっては「究極の選択」状態として、どんな選択も困難な場合があるでしょう。
それでもここは「生存の多重円」を参考に、できる限り多くの円で被害が少ない方法を想定してみましょう。
どこにも害がないアクションというのは結構存在しません。感染症を予防しようとすれば、害虫駆除(生き物を殺す)をしなければならないような例もありますよ。(人的犠牲が必要なことすら)
以上、駆け足ですが、スパイラル・ダウンしない方策です。
このアクションが本当にできたら、かなり気が楽になるはずです。そして二回めのミスはかなり減らせるはず。
この時、本当に「手放す」ことができているはず。
明日が良い日でありますように。