ホワイトジェード・手放して再生せよ・ 2018年3月19日
ホワイトジェードです。(意味辞典に未記載)
キーワードは「手放すこと」。
不要なものを手放せと言っていますよ。
カードは「審判」。まったく新しくの再スタートを意味します。
これまでにあれやこれやがあって、喜んだり悲しんだり、絶望したり復活したりがありました。
しかしこれら一切合切を含め、改めてスタート地点に立とうとしているようです。
これは言うなれば生まれ変わって再スタートする気分です。
そのためには「捨てる」ことが肝心。そこでホワイトジェードが有用です。
捨てること・捨てられない理由
このコラムでは何度も何度も、過去の影響で現在があることを書いて来ました。
これが顕著に現れるのが不合理な感情的な反応です。
この「反応」は「わかっちゃいるけどやめられない」といった形で現れます。
そこで、なぜそんな反応をするのだろうと、じっくりと記憶をたぐると、その原因になった出来事が必ず存在します。
そして、これがわかってしまえば、その時に「間違って得てしまった」考えを捨ててしまえば「不合理な反応」はなくすることができます。
が、捨てられないのですよね。
だからずっと持っています。
これ、例えて言えば「ゴミ屋敷」と変わりません。
ゴミとわかっているのに捨てられないわけですね。
なぜこうなるかと言えば、それは様々な原因があるにせよ、大きな犯人として考えられるのが「教育」みたいなことです。
その教育とは「あなたは所有できない」という教育です。
子供の頃、ことによってはありとあらゆる物やことを取り上げられます。
もちろん、取り上げられた物の中には子供が触っては危険なものもあったでしょう。
しかしそれ以外に、一旦は「管理を預けられたもの」について、それの管理が行き届かないということで取り上げられることがあります。
例えば、オモチャの片付けが悪いといって取り上げられるという罰があったりです。
それから、大人の真似をしようとして「お手伝い」をしようとしても「小さいからまだ無理」と言われてその仕事を取り上げられることもあります。
こうして「私は何も所有できない」が刷り込まれます。
すると、一旦所有したものはそれがなくなることが怖く、ゴミでさえが手放せないということが起こります。
ですから、何かを捨てるということを自由にできるようになるためには「自分はなんでも所有することができる」という感覚を取り戻すことが必要です。
ですから、自身で「何かを捨てるのが苦手」と思われる方は、まず最初に「私は所有できない」が刷り込まれたという記憶に到達してみることはおすすめです。
まずは、「所有できない」という考えを捨てることが、何かを自由に捨てられるようになるのが秘訣と言えます。
さて、今回はちょっとややこしい話になりましたが、カードとしては新たな旅立ちを暗示していて良い前兆と言えそうです。
そして、何かを自由に捨てることができるように手伝えるパワーストーンとしてホワイトジェードをおすすめいたします。心の断捨離と言って良いでしょう。
明日が良い日でありますように。