ルチルクォーツ・創造性と行動・ 2018年3月5日
ルチルクォーツですね。
これややる気を絞り出す系のパワーストーン。
「目標達成、積極的な行動」といったところがキーワード。
ルチルクォーツが出るというこのカードは「魔術師」、これは「創造性」を象徴しています。
何かを作ろうとか、新規プロジェクトを立ち上げるとか、そのような衝動があるのでしょう。
または日常にはありえないような変化を望んでいる事も。
そこで「ルチルクォーツ」の組み合わせは、ちょっと方向性が違うようにも見えますが、そうではありません。
起因に立つ=行動を起こすこと
魔術師のカードは創造性や何かをしたい、という衝動の現れですが、ここまではどなたでも時折は抱く思いでしょう。
例えばテレビ番組で旅モノを見ると「わあ、私もあそこへ行ってみたいなあ」と思い、グルメ系番組を見れば「あれを私も食べてみたいなあ」と。
まあ、この段階では「お客さん」としての立場な部分が多いですが、実際にその行動を起こす時にはある程度のクリエイティビティ(創造性)はどうしても必要でしょう。様々な段取りも必要ですからね。
さて、新しく思いついた何かについて「その行動を起こすか起こさないか?」これは本当に紙一重の部分があります。
どっちつかずで悩むならとりあえず「する」方を選んでおくのが往々にして吉ですよ。
悩む原因は、このコラムで何度か書いていますが「その結果について責任を負いたくない」が根底にあります。
でもね、ここでよく考えてみてください・・・どっちにしても結局は責任を「負わされます」。
「何かすることに対して責任が負えない」として、何かをしないことは、「何かをしないでいたための結果の責任は全部自動的に負うことなる」のです。
これ、変な例えかもしれませんが、言わば・・・
「選挙で投票に行かなかったために、どのような国になろうとそのツケは全部無条件で支払わされることになり、文句も言えない」
こんな感じでしょうか。
迷うなら「する」方が吉、というのはこんな感じ。
選挙の投票権は権利であり、責任でもあります。その責任を負わないと、最後には文句も言えないレベルにおいて責任を負わされますよ。
そこで、その行動力プッシュのためにもルチルクォーツを取り上げたいわけです。
創造性、変化への衝動は最終的に行動を伴うしか具体性を持ちません。
もちろん、最初から目標があってそのゲームに邁進している人にとってもルチルクォーツは普通におすすめ。
そして本来ならば自らが「起因」になることが望まれます。これは「待ち」の状態でなく自分から「動く」状態と言えます。
実際には、自分から動いた結果の方で負う責任の方が「よほど快適」なことを付け加えておきましょう。
「待ち」の状態で起こることは、自分以外の誰かのアクションが起因になっていますよね。その人の行動の結果などに自分が責任を負わされるのはまっぴらだと思いませんか?
(選挙の投票を棄権するのはこの状況を表していますよ)
創造的な衝動があるとき、悩まずに、迷わずにそれをしてみましょう。ルチルクォーツはそのための行動を助けてくれますよ。
明日が良い日でありますように。