ヘマタイト・変化の機に乗じればチャンス・ 2018年1月31日
今日話題にするのはヘマタイト(haematite)。
ヘマタイトはこのページでそこそこの頻度で出てきています。残念ながら意味辞典には記載なし。(なんとなくたまたまそうなってます)
さて、カードの方はカップの4/リバースと出ています。
これ、イイですよ。もう手放しで良いです。
端的に言って「思いがけないチャンスの到来」。キーワード的には変化のタイミング。
自分自身が描いていた方向とは異なるかもしれませんが、とにかく結果として望ましいことになりそうです。
これは経済面やビジネス、愛情面に渡って良好な兆しですよ。
アドバイスらしきことも見つからないという良いカード。
ヘマタイトで跳ね返す・チャンスをものにできない人
チャンスを逃さないために「ここ一発」に強いのがヘマタイト。
カップの4/リバースというせっかくの好機ですから、これを逃す手はありません。
ところで、なぜかチャンスをものにできない人がいます。
もちろん、そもそもその人の普段からの心がけが大切なのは間違いありませんが、ほとんど催眠術にかけられたようにチャンスを逃す人がいるものです。
これは過去の経験や教育といったことと大きく関わっており、かなりな部分で心の作用、反応で起こることが多いです。
このコラムで何度も書いていますが、心それ自体は考えることをせず、できるのは反応だけ。
よって催眠術にかかったように「反応」だけをしているわけです。
ですから、心に蓄積されたデータとして「自分には何々はできない」といったデータがあったとして「何々」に当たる部分を勝手に拡大解釈した反応をすることがあります。
「お前には何々はできないよ」とか・・・そんな台詞を何度も聞かされているうちにこれが行動の原則として定着してしまいます。
「お前には何々はできないよ」という類の否定的な台詞は兄弟や親が自然に発することが多いでしょう。
しかし単に幼いことによって身体的に無理なこともあり「できないよ」と言っている当人たちは何か悪気があるわけでもありません。
ところが、成長したあなたに対し、あなた自身の心が反応して囁きます「できないよ・・・」。これほとんど催眠術ですよ。
そこで!
これに対抗するには・・・もうおわかりでしょうが「精神」が考えて対処するしか他に方法はありません。
そのためにはまず「できない」ことに対する「不合理性」の発見です。
「なんでできない?」これを自問自答してみれば「できない」ことにはなんの根拠もない、ということを発見する可能性がありますよ。
さて、ヘマタイトはここ一発の起爆剤としてお尻を叩いてくれるような使われ方が主たるものです。
しかし他の働きとして「失敗して一度は投げやりになっていたとしても」よく考えて再挑戦する、という柔軟性についてのサポート作用があるんですよ。
「お前にはできないよ」と言われるケースの多くは「過去の失敗例」を引き合いに出されて否定的に言われることが多いでしょう。
これを跳ね返すことができるのがヘマタイトです。
明日が良い日でありますように。