2017年2月22日 ソーダライト・スタートせよ!/愚者
面白いカードが出ました。
実はこのページでは「愚者」は表/裏ともに例外的によく出てます。可能性が無限大にあるといった意味から筆者としては好きなカードです。
カードとしては「とにかくスタートせよ」と言っているようですよ。
考えても悩んでもどうにもならないことがあるなら、新天地を目指して旅立とうではありませんか。現状に留まることが最大のリスクということもありますから。
想像によって「自分が生み出した不安」に心が奪われないように。もっと自由に楽しいことで心をいっぱいにすると良い日になるでしょう。
このようなときにオススメのパワーストーンはソーダライト。
ソーダライトに求めるのは「想像による不安を作らない」こと。不安感・恐怖心などを取り除き、精神的な混乱状態を安定させます。と同時に冷静な思考回路と判断力を強化し、今やるべき事にだけ神経を集中し、力を注ぐように促してくれるストーンです。
愚者のカードに思うこと
愚者のカードのデザインは、男が楽しそうに飛び跳ねて進むその足元が、実は崖っぷちといったように描かれていますよね。
これは確かに「愚か者」に見えます。崖っぷちなのに気づかないままなのですから。
しかしながらその崖っぷちは、そこにあることを知らないで通過してしまえば何でもありません。
そこに崖があることは、第三者にはわかりますが本人にはわからないですよね。それに実際問題として、身の回りにあることの状況を100%知ることは不可能です。
これは前回までのコラムで書きました「ゲーム」に関連することです。身の回りにあることを100%把握できているということは、ゲームの相手の手の内を100%理解しているということと同義です。
こうなりますとアカシックレコードに記録されているかもしれない未来の予言と同じく、消化試合としてのゲームと変わらないことになります。
まったく何のハプニングもないゲームをし続けることができるでしょうか?それはきっとつまらないことでしょう。実質的にそれはすでにゲームではありません。
実際のところ、愚者のように危険に気づかず通過していることは山ほどあるでしょうし、その危険にはまりこむことだって有り得ます。
しかしながらそれがゲームです。
崖から落ちてそのまま死ぬかもしれませんが、ゲームの勝者も時間が経てば必ず死にます。最終的には崖から落ちるのと結果は同じで、各自のアカシックレコードの最後には「そして死にました」と確実に書かれていますよ。
そしてことによっては崖から命からがらはい上がり、崖登りが平気になるという人もいるかもしれません。私なら、そこの崖の危険性を人に教えることをビジネスにするかもしれませんね。
そうして愚者のカードは「新しいゲームをスタートせよ」そう告げているように思うのです。
明日が良い日でありますように。