セレナイト・変化の波が来る/隠者

セレナイト
セレナイト(Selenite)

2017年1月26日 セレナイト・変化の波が来る/隠者

良いカードです。とらえ方は難しいかもしれませんが良い暗示です。

あれこれ迷うことがあっても大丈夫です。自分の本心に向き合おうとする姿勢が不安を取り除くカギになるでしょう。

このカードは今抱えている不安や問題が間もなく解消される兆しを表します。

これまでやってきたことが正しかったのか?今その結果を得ているのか?そのように考えてみたり、とりあえずなんとかやっているけれど、それに興味が薄れているといったことはないでしょうか。

ところがどうやら、次の段階へ進むためにひとつのステップを越えようとしているようです。

次のステップに進むには、自分自身が本当に目指していたことを見つめ直し、新しくゴールを設定することもありえます。

もうすぐ大きな変化が訪れるようですよ。

このようなときにオススメのパワーストーンはセレナイト

セレナイトに求めるのは「心の声に耳を澄ます」。セレナイトの働きは基本的に「深い癒し系」と言えますが、ここではそれを使いません。人が自分自身の心の声を聞こうとするとき、過去に入り込んだ「余計な暗示」や自分自身の経験による「間違った決めつけ」が入り込みます。しかしセレナイトはそれらの余計なノイズを取り除き、自分の声だけを聞くという能力を高めます。このあたりのこと、意味辞典ではあまり触れていませんね。

隠者のカードに思うこと

隠者のカードと言えば、ほとんど「老賢者」として老人が描かれています。

ところで私が幼い頃思っていたことに「人は歳をとるにつれて人格者になる」ということがありました。

いやいや、今はもう単純にそんな思いは「大間違い」であるとわかっています。

人は単に歳をとるだけで立派になるはずはありませんよね。経験を重ね、そこに問題があってそれを解決し、探究し続け、謎を解くことを続ける以外には成長はありません。

しかしそうしているのは多分人口の2割あるかないか、そんな程度のような気がします。残りの8割は多分、螺旋悪循環に囚われていると思えます。

それから、厳しいようですが、単に「善良」であるだけでは不足だと思えます。生存の多重円を見て、すべてのレベルにおいて持続的な生存を可能にするには、自分ひとりが善良であるだけでは間に合わないのです。

生存の多重円(生存の包含関係)

「8:2の法則」ということがありますが、どう見ても社会や文化を成り立たせているのは2割程度の人たちの働きではないかと思えます。

明日が良い日でありますように。