2016年9月23日 モスアゲート・自分をよく見て切り抜けよう/月/リバース
あらら、ちょっと注意なカードが出ていますね。
でもそれに対応するアドバイスで乗り切れますね。
くすぶっていた「不安の種」の存在を無視できなくなりそうな日。全体としては恐れていた不安や見たくはなかった現実に直面させられるといったことが起きそうです。
愛情関連でいえば、何をしても手応えがないところに状況は悪化するというところ。
しかしここで問題の原因を外の世界に持って行くことは苦悩を深めるだけになりそうですよ。
できるだけ心を穏やかに保ち、自分を静かに見つめることに気を配りましょう。そうすれば好転は早いです。
このようなときにオススメのパワーストーンはモスアゲート。
モスアゲートに求めるのは「内面を見ること」ですね。これってかなり厳しいこともあります。誰も自分の本心を見たくないこともあるのですが、むしろ良いところも見ていなかったということに気づくこともありますよ。
コミュニケーション、そして「なる」ことの応用(その3)
ややこしい話、まだ続きます。
前回は、「なる」以前にそこに何かが「ある」ことに十分に気づいていないということを書きました。今回は、「なる」にからめて「ある」に気づくことについて触れておきます。
ここでは先に、「ある」は二種類あることを確認します。
まず第一の「ある」は自分が今ここに「ある」ことを認識していることです。「ある」を言い換えれば「存在する」ですね。英語で端的にいえば「be」となるでしょうか。
そして第二の「ある」はそこに何かが「ある」ことを自分自身が認識していますよ、といいうことです。日本語でぴったりくる言い換えはしにくいですが、英語では「is」となるでしょうか。
さて、この二種類の「ある」ですが、先に来るのは当然第一の「ある」。自分自身の存在ですね。それがあってこそ、自分以外の何かがそこに「ある」ことを認識できます。
そしてこの両者にまたがって最重要なのが、あなた自身が「現時点」にいることです。
第一の「ある」と第二の「ある」が関係を持つには「コミュニケーション」が起こらなければなりませんが、コミュニケーションが成立する前提として、あなた自身が現時点に「ある」ことが必要です。
「なんだって?人が現時点にいないとか、いるとか、それってどういうこと?」
と思われるでしょう。
それでは「人が現時点にいない」を説明しましょう。
これは簡単、世に言う「心ここにあらず」という状態です。
そうなっている人は、身の回りにある環境に対してコミュニケーション不全を起こしています。なぜなら、文字通り「心ここにありません」。
この状態の人は声をかけても気づかず、赤信号の交差点でも渡ってしまいそうになることでしょう。
多くの場合、この状態は心理的にショックな出来事に遭遇しているときに起こってます。そのショック中身は何らかの「喪失」または「喪失に対する恐れ」です。(もちろん、他にも挙げればきりがないでしょうが、代表的なものです)
喪失や喪失に対する恐れが心に及ぼす影響は、その喪失に似たような過去の出来事に左右されるということがわかっています。過去に起きた喪失の感情で今がコントロールされてしまっており、それを称して「現時点にいない」というわけです。
なお、「喪失に対する恐れ」は「喪失するかもしれない」という未来に対する不安なのですが、その不安の原動力はやはり「過去の喪失」です。
人が「現時点にいない」というメカニズムの一部のお話でした。
PS:人はちょっとしたきかっけで簡単に現時点にいなくなります。ほとんど日常的なことです。
明日が良い日でありますように。