
こんにちは。スタッフの友次郎です。
友次郎の日記的書き込み。
甲府は夕刻前から曇りそして夜は晴れの予報。
ここのところ、日中はポカポカ陽気。
■ 笑い話に変わった、僕と母の小さな攻防戦
12月1日、セレとピエロコは歯科医院へ。
セレは今年初頭の引越し前から、大阪で長いこと歯科の治療。
甲府に引越し後、引き続き治療したかったのですが、様々なドタバタで継続治療ができない状態に。
そしてやっとこさ本日、近所の良さげな歯科で治療再開。
さて、歯科といえば僕が幼稚園前のことを思い出します。
まあ、シンプルに虫歯なのですが、2回目の治療の日のこと。
それがそのまま人生で2回目の歯科治療。
もうね、正直1回目で大いに懲りているわけです。
その2回目の日、母はどこに行くのか告げるでもなく、僕を連れて出かけるわけです。
果たして、このコースは歯科医ではないかと、幼い僕はピンと来ました。
『これはまずいな・・・』
恐怖ですよ。そこで僕は逃走を試みることにしました。
何食わぬ顔で何も気づかぬ様子を醸し出し、自然に母に手を引かれて歩きます。
しかしその心根では逃走のチャンスをうかがっています。
だんだんと歯科医院が近いてきます。
いやね、僕としては歯医者が嫌だとグズること自体が嫌だったのです。
『わあ、もう歯医者の入り口が見える・・・』
『今しかない!』
僕はそう思って踵(きびす)を返して母の手を振り払い、来た道を逆方向に全力疾走。
少し走ると母の笑い声が。
あっけに取られるのではなく笑われています。
「歯医者に行くのがバレてたんだw」という感じで笑われていることを悟りました。
この逃走劇は単なる笑い話になってしまいました。
このとき僕は『逃げても無駄だな。抵抗しようがないな』と観念。
ここまで連れてこられると一人では家に帰れないしねと。
このとき母が笑うのではなく、真剣に僕を追いかけていたとしたら、僕はそのままさらに逃走を続けていたように思います。
そうなったとしても、結局はとっ捕まって別の日にでも無理やり歯医者へ放り込まれたでしょう。
状況としてはより深刻です。
なので笑い話であるうちに、僕はおとなしく歯科医院の入り口をくぐりましたとさ。
何事も、深刻になってはいけません。
深刻になってプラスになることなどまずありません。
深刻になると良いアクションができなくなり、ことは本当に深刻になります。
明日が良い日になりますように。