オパール・新しくスタート・2023年3月22日
オパールが出ています。
このストーンに求めるのは「意識の改革」「生まれ変わるような体験」「生命力」「新しいスタート」。
オパールは「自分が新しく生まれ変わりたい時」に強い味方になるパワーを持っているストーン。
これは勘の良い方ならお気づきと思いますが「癒し系」が入っています。
なぜなら「改革」にはある意味で「破壊や喪失」が伴い、それに関する恐怖が起こりがちだからです。
このあたりの感情をセーブもしくは解決していないと「生まれ変わる」ことができません。
オパールはこのあたりの癒し系としては優秀で、それから気分を高揚させ、次のステージにへとあなたを運んでいきます。
■オパールと相性が良いストーン
生命力、活力を得ることにに関してガーネットの右に出るストーンは少ないでしょう。生まれ変わるにはパワーが必要ですよね。
■カード:審判
難しいですが、良いとしましょう。
内面的な覚醒です。
どん底の苦しみの中にあって、魂の生まれ変わりのような意識の改革が起こる兆し。
または、大きな喪失や破綻があったとしても「生きていて良かった!」と思えるような体験を表していることも。
これまでの苦難で何の助けもなく、絶望や恐怖に駆られていたとしても、今までにあなたがエネルギーを傾けていたことに、新しく命が吹き込まれようとしています。
どうやら、逆境を乗り越え再起のときが訪れようとしています。
このカードは人生がまったく新しいスタートに立つときに現れます。
過去の問題を早々に手放し、今現在するべきことにしっかり手を付けることで状況は好転します。
このあたりのこと、スムースにことを運ぶためにオパールが役立ちます。
■ 芸術家とオパールのこと
本日はちょっとばかり趣を変えた話。
オパールはアーチストに好まれるストーンという話題について。
筆者は昔・・「芸術ってなんだ?」という疑問を持ったことがありました。
思いませんか?
特に、抽象画とか無茶苦茶にしか聞こえない「現代音楽」とかありますよね。
「彼らは何をしてんだ?」と。
それも誰にも認められず、食うや食わずで芸術をするその原動力とか。
そこで読んだのがジャン・ピアジェの「芸術家の作品とその精神分析」。
その著書の中で語られることを超簡単に書きますと・・
「音楽家は耳が聞こえない」
「画家は目が見えていない」
え?
えええぇ?
あああ、耳が聞こえていない分、目が見えていない分、それを補う形で創作活動を・・
いやあ、どうでしょう?(それはあるかもしれないけれど)
個人的に思いますに、音楽家は一般人より耳が良くて、画家は一般人よりも鋭い観察眼があるように感じます。
で、それから長いあいだ、疑問は解けませんでしたが、今のところひとつの結論(可能性)として持っているのは・・・
「芸術はコミュニケーションの手段の一種」ということです。
人は日常的に言葉を使ってコミュニケーションしていますが、すべてのことを「言葉」にできるわけではありません。
なのでそれを音楽や絵画、映画で表現しているのではないかと。
また、言葉を使う芸術として詩歌や小説がありますが、詩歌の場合言葉を研ぎ澄ませることとして、そして小説では長い物語にしてやっとこさ表現できることとしてのコミュニケーションではないかと思えまます。
人がウキウキしたり、しみじみしたりと様々な感情を持っていますが、それらのすべてを日常的な言葉で表すことは不可能でしょう。
そうすると人は日常の言葉以外の表現手段を使って何とかしようと思うのではないかと。
そうすると、今までこの世になかった創作物が生まれることにもなるのではと思えるのです。
これらはかなり高度な精神活動だと思います。
感情のレベルなんか簡単に乗り越えて「美」の波動を持って人々の心を揺さぶります。
そして個人的には、あらゆるアーティストに敬意を表したいと思っています。
さて、オパールはそのアーティストたちの御用達と言っても過言ではありません。
凡庸でない何かを求めるなら、一度使ってみても良いストーンかもです
。
パワーストーンって面白いですね。
明日が良い日になりますように。