カルセドニー
Chalcedony
種類が多いカルセドニーグループ
代表例:ピンクカルセドニー
代表例:ブルーカルセドニー
カルセドニーは様々な岩石の空洞の内側や、溶岩の空洞の内側に生成する鉱物で、一般的に「ブドウ状」「鍾乳状」(しょうにゅうじょう)などの塊で産出されます。
カルセドニーの中で縞模様がないか、または少ないものだけを単に「カルセドニー」と呼び、インクルージョン(内容物)が入って縞模様をしているものを「アゲート」(瑪瑙:めのう)と呼ぶことで区別しているようです。
ですから「○○アゲート」と呼ばれている物も、元々はカルセドニーの仲間ということになります。
例えばブルーレースアゲートなどがこれに当たります。
また、カルセドニーグループは色合いによって様々な名前が付けられ、パワーストーンとしても意味や効果が少し異なってきます。(根本のカルセドニーとしての効能は共通で持っていますよ)
例:キレイな赤=カーネリアン、青リンゴの色=クリソプレーズ、乳色白のベースの中に緑色の藻のような内容物がある=モスアゲートetc.
また発色を良くするために人工的に着色したカルセドニーもあります。
例:シーブルーカルセドニー、イエローカルセドニー、パープルカルセドニー、グリーンカルセドニーetc.
各種染めカルセドニー
またややこしい例としては・・・
例:デンドリティック・カルセドニー(目視できる縞があればデンドリティック・アゲートに変わる)
デンドリティック・カルセドニー
他のパワーストーンと組み合わせやすい
それぞれの働きは、カルセドニーの種類によって多少は異なりますが、ここでは大まかにカルセドニーグループ全体として意味と効果をお伝えします。
大きな効果としては「リラックス系」で「大らかな精神状態」への誘導を得意とするパワーストーンになります。
持つ人の心を穏やかな波動で包み、緊張感を打ち消し、ぽや〜んとしたリラックス状態へ導くのが得意な感じです。
また、心の壁とか偏見を取りのぞく効果に優れていることから、誰に対しても「大きな愛情、穏やかな態度」で接することができ、円滑な交友関係の助けとなります。
その結果、誰と過ごしていても楽しい会話や穏やかな時間を過ごすことができ、より一層のリラックス度アップにつながるでしょう。
長く愛用していると、小さなことにこだわる気持ちがドンドン小さくなり、諍いや争いなどが起こりにくくなりますよ。
リラックスしたい時には大きめの原石を側に置いたり、ジュエリーとして加工されたものをずっと身につけていると良いでしょう。
他のどんなパワーストーンとも仲良くしてくれることも特徴的で、それは意外に数少ないものです。
ブレスレットなど多種のパワーストーンを組み合わせる作品には大変使いやすいです。
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少しだけ異なるカーネリアンについて
リラックス系のパワーストーンとして基本ラインを取り上げることができるカルセドニーですが、仲間であるカーネリアンはちょと別。
カーネリアンをわざわざリラックス用のパワーストーンとして使うことはまずないと思えます。