ロードナイト・計画に取り組もう・2020年10月5日

ロードナイト(Rhodonite)
ロードナイト(Rhodonite)

ロードナイト・計画に取り組もう・2020年10月5日

ロードナイトが出ています。

ロードナイトに求めるのは「昔のプランを練り直す」「じっくり取り組む」「敵を作らない対人関係」。

ロードナイト基本的に心の安定性を保つ働きがあります。

この安定から過去のプランの見直しや物事にじっくり取り組む態度をサポートします。

また他人に対しての振る舞いについて、それが相手と自分にとってプラスに働くよう作用します。

ロードナイトと相性が良いストーン

アンバー

相手の心を正確に理解するのに役立つパワーストーンです。ロードナイトの持つ人間関係維持力をサポートする役目を持ちます。

カード:ワンドの7

良いカードでしょう。

過去に立てた計画がほどなく実現する前兆。

ただし、いまだに様々な問題が横たわっているのも確か。

ここは「急いては事を仕損ずる」を念頭に、慎重にことに当たってください。

小さな問題でも、それを放置していると大きな問題に発展することもあります。一見は有利に見えることでも心を引き締めましょう。

特に人間関係では慎重に。誠心誠意で対応すると、後々に助けになることでしょう。

観光立国ヤバイ、お金の話

コロナの影響で海外からの観光客が激減しています。いわゆるインバウンドの激減です。

ここでそもそも、海外からの観光客で経済を成り立たせる、と言いうことについて考察しみます。(国の方針でもありました)

結論としては、かなり上手にやらないと、全体的にはますますいびつな経済状況が生まれるかもという話。

観光立国は簡単ではない、ヤバイです。

とりあえず、かなり大雑把なお話になります。

さて、海外からの観光客は日本に来る時に自国の通貨を円(¥)に両替しますよね。(旅行先のカード決済でも実質同じことになります)

「円」を持っているのは基本的にもともと日本です。海外の銀行へ行った「円」も元はといえば日本で作られたお金です。

「円」は日本でしか作れません。(当たり前ですよね)

で、海外からの観光客は自国通貨で「円」を買います(両替のこと)。そしてその円を、日本国内で消費します。

確かに、これで円が国内で流通しやすくなり経済が回ることに。

しかしながら同時に、日本全体が持っている円は減っていますよね。(両替として外貨で買われましたから)

先に海外の銀行へ行った円が現地で買われても同じことですよね。ちょっと時間差があるだけです。(先に海外の銀行が買っていたわけですから)

さて、日本国内から円が減るということは、何を意味するでしょうか?

これは日本で暮らす人々が「円」の取り合いをすることを意味していませんか?

昨日よりも今日の方が日本中にある「円」が減っているのですから。

インバウンドが盛んになるほど円は減ることになります。

これは例えて言えば「イス取りゲーム」でイスの個数を減らされている状況。

その上、観光業者が先にいくつかのイスに座っている状況です。これは多くの人にとって分の悪いゲームです。

なので、誰かが「円」を新しく作り出し、使えるお金として日本国内に置かない限りこの状況は変わりません。(イスを作って増やすわけです。その方法はあるにはある。)

もちろん、国内には円の代わりに外貨が増えていますが、自分の給料が外貨で払われて喜ぶ人はいないでしょう。

また、税金や年金保険料は「円」でないと受け付けてくれませんよ。

日本がいくら外貨を得たとしても、それを有効活用できなければ何の役にも立たない「海外のお金」を持ち続け、インバウンドが盛んになるほど、その外貨が増え続けることになります。

外貨で買えるのは、その国の品物やサービスだけです。

日本に溜まった外貨でその国で買い物をしたら相手国は大喜びですよ。自国の生産物を海外に売れて、その上自国通貨を取り戻すわけですから。(そうして取り戻したお金を融資したり、公共投資にも使える)

同時に、一方で国内では円が不足していき、みんなで取り合いしなければならない状況になります。

単にインバウンドだけ見ると、このような状況です。

(もちろん、インバウンド受け入れのための設備投資、融資などのお金の動きもありますが、今回は割愛いたしました。)

全体的には、インバウンド頼みの観光立国を目指すより、自国内での観光を奨励し、そして海外に観光をしに行ける国になることの方がよほど健全な気がします。

なお、外国からの旅行者が両替した円を全部日本国内で消化してくれれば円の国内総量は変わりませんが、実際には未消化部分があったり、旅行業に絡まない分野ではイス取りゲームで不利な状況に置かれるのは同じです。

明日が良い日になりますように。