2016年8月31日 オパール・方向変換のとき/ソードの6
大きな変換の時を暗示しています。
取り組んでいることがはかどらずに行き詰まっていることはないでしょうか。
問題を解決するために心身ともに無理を重ねてきていることはないですか?
ソードの6は方向変換を意味しています。
今あるものを手放してでもガラリと道を変える時かもしれません。もしそれができるなら、前よりずっと良い状況が待っているようです。そして新しく人生を歩み出せるかもしれません。
抱えている問題があるなら、一旦はそのことを考えることから離れよう。
打開策は今までとは異なるまったく別ののやり方かも。頭と心を柔らかくして取り組んでみてください。
このようなときにオススメのパワーストーンはオパール。
オパールに求めるのは様々なことをどんどん吸収する能力のアップ。普通、芸術家にはおすすめなのですが、一般論としても方向変換に際して新しい考え方やノウハウの導入といったときに役立ちます。
コミュニケーションについて深掘り(その3)
昨日までにコミュニケーションの公式の概略を書きました。要点としてはコミュニケーションは一往復でサイクルが閉じる、ということです。
さてここで改めましてコミュニケーションがなぜ大切なのか、それを復習を兼ねて書いておきます。
まずはこのコラムに何度も登場している「理解の三角形」です。
コミュニケーション、リアリティ、愛情の三つの角があり、これらが「理解」を形作っているということですね。
そして、もしもコミュニケーションが不完全であると、この三角形が存在できずそこに「理解」はありません。
理解がないところにはミステリーが生じます。トラブルの元です。
以上はコミュニケーションの重要性についての復習です。
現代社会のコミュニケーション
次に、現代社会全般のコミュニケーションについて少し考察しておきます。
コミュニケーションは「起因」が発端となりますが、現代に生きる私たちは「起因」よりも「受領」の側の役割ばかりをしていることが圧倒的に多いです。
その例は商業主義というのがあります。TVを始めネット上でも広告の嵐です。広告というのは、その受け手が一方的にコミュニケーションの「受領」側になることを意味しています。
また、同じく商業主義で作られた「娯楽」があります。
お金を払って楽しいことをするという種類のものですね。代表的なものでは映画やTVドラマ、今ではネット上に溢れる動画もその中に入るでしょう。これらも受け手が一方的なコミュニケーションの「受領」です。
これら商業主義によるコミュニケーションはそのほとんどが受領側からの「返事」は必要ありません。そのことで私たちはコミュニケーションの残りのサイクルである「返事」そすることを忘れてしまっています。
他に、これも資本主義の悪い表れとして「人間を機械扱いしている」ということが挙げられます。
人を単なる生産をするロボットとして扱うとき、そのロボットたちに仕事を指示しますが、そのときに必要なのは「生産」であって「返事」ではありません。指示したことをその通りにやればOKなのです。ロボット達は返事をすることなく、指示されたことを黙々とやればOKということになっています。
以上のように、現代に生きる私たちはある意味でコミュニケーションのサイクルの片側だけにいて、残りのサイクル(返事)でもってそれを閉じるということを取り上げられているという側面があります。
ですから!
むしろ日常生活の中で受領としてコミュニケーションを受けたときの「返事」を忘れてはいけないわけです。
さもないと、「理解」がそこに存在しえなくなります。
それともうひとつ、自分自身が「起因」の側に立つことが必要です。なぜなら、あまりにも受領の側にいることが多いのが現代の生活です。
さて、実のところこのコミュニケーションの能力は非常に大切です。
(コミュニケーションの話題、続きます)
明日が良い日でありますように。