
こんにちは。スタッフ友次郎です。
友次郎の日記的書き込み。
ようやく自身の部屋で荷物が片付いてきました。
五ヶ月かかっています・・・
■ 忘れなかったアルルカン
かれこれ20年ほど前になると思いますが、大阪のどこかでピカソ展があったのですね。
壁に掲げた絵はそのピカソ展で購入したポスターです。
ピカソ作品のいくつかあるアルルカン(ピエロ)のうちのひとつになります。
これ、20年は筒状に丸めて適当なところに置いていました。邪魔にならない手近な所、という感じで。
「ええと、これはあのポスターか、ここにあるんだ、まあいいや」
という感じ。
(完全い仕舞い込んだらむしろ忘れていたかも)
しかし保存状態は悪く、その円筒が潰れていたり所々には折シワがついたりで。
それでもこの絵はまあまあ気に入っていたので「いつかは壁に掛けたいな」と思っていたのです。
なぜ20年も壁にかけられなかったか?
前の大阪の部屋にはね、そんな余裕のある壁、この絵を掛けてもいいなと思える壁がなかったのですよ!
そうして甲府へ引っ越し、やっとこさ大きな壁のスペースを手に入れました。
丸まってクセや折り目がついてしまったポスターにアイロンをかけ、フレーム買って納めました。
思えば大阪の20年は自分でもよくやったと思います。
セレニティアス発足当初はパソコンデスクすらなく、折りたたみの足が付いた座卓をいちいち用意してラップトップパソコンで何もかもを片付けていたのです。
商品撮影だってその座卓の上で・・・
とにかく、20年ぶりに願いは叶いました。
丸めたポスターの紙がヨレヨレになっていてもあきらめなかったのです。
明日が良い日になりますように。