2016年11月21日 ブラッドストーン・発想の転換で乗り切る/カップの9/リバース
ちょっとばかり要注意なカード。
「あて」が外れて未来を悲観し、絶望感で心がいっぱいかもです。
必ず成功するだろうとか、これは手に入る、そう思っていたことがことごとく崩れ去る暗示。
そして得られなかった結果に固執し、あれやこれやと思い巡らしてもどうにもならない状況にはまり込むといったことがありえます。
ところが、この状況に耐えていると思いもよらない助けがありそうです。
そこで!状況を好転させる鍵は「今までしていたことと全く違うこと」に取り組むこと。
このようなときにオススメのパワーストーンはブラッドストーン(意味辞典に未記載)。
ブラッドストーンに求めるのは「柔軟な思考」。厳しい状況に陥ったとしても、そこで考え方を変えたり見方を変えることでピンチをチャンスに変えることができます。また、どんなにひどい逆境の時や一人きりでは越えきれそうもないような困難に遭遇した時でも、簡単に諦めたりくじけたりする事がないように主人に精神的な強さ・タフさを与えてくれます。
問題の姿を知る(中継点にまつわる例)
今回のカードは「いける!」と思っていたことがダメになる、といった暗示ですね。
がっかりすることはありません。こんなことは人生の中にいくらだって起こりえますし、実際に読者の方もそんなことを通り抜けてきたのではないでしょうか。次期アメリカ大統領のトランプ氏も、二回の破産(四回が正解です。訂正します。)を経験して今があります。
さて、前回のコラムでは「中継点」が問題そのものたり得るということを書きました。これは理論編だったので、今回は実例を交えて解説しましょう。
世にある「誤解」の多くは「中継点」が作っています。
例えばネットに上がっている情報でも、元のニュースを断片的に切り取っていたりすることから、正反対の意味になって人に伝わることは多々あります。
元の情報の一部分を切り取って上げ直す、という作業をしている人がこの場合の「中継点」ということになります。以下のような構造ですよね。
「元のニュース」–「中継点」–「最後の受け手」
ま、早い話が「伝言ゲーム」で途中の誰かが正確に情報を伝えない、ということです。簡単ですよね。
ですから、あなたがそのニュースを見て「なんだこれ!?マジ!?どうなってんだ?」と思うようなことがあれば、中継点を飛ばしてニュースの出どこを探ってみる必要あり。これがコミュニケーションラインから「中継点」を外す、いうことです。
もちろん、これはネット上でニュースや情報にアクセスするときだけでなく、組織の中のコミュニケーションにおいても同様です。
そしてもちろん!家庭内でも同じことですよ。
例えば「嫁・姑」の問題など、間に誰か中継点があるとろくなことにならないことが多いです。
「誰それが何々と言っていた」ということでそれが何か「問題」を含んでいたら、話の元の「誰それ」さんに直接に話を聞いてください。あっという間に問題が氷解するかもしれません。
またはこれによって余計に一悶着起こる可能性もありますが、問題は本質的に消え去ります。そうすることで、情報源とあなたのコミュニケーションラインを正常に保つことになるでしょう。
明日が良い日でありますように。