2017年5月19日 アマゾナイト・心を乗り越える/月
これはアドバイス色が強いカードです。
現状を切り抜けることがテーマ。
不安や恐怖心にとらわれていませんか?
または予想していなかった障害が現れたりで心が乱れていないでしょうか?
しかし月のカードが出たとき、これを乗り越えろと言っています。
「心にモヤ」のような霧がかかっているなら、今は静かに「晴れ間」を待つとき。
自分の心を見つめ、ゴールの再確認を。
また心に引っかかる何かがあれば、それに影響されない自分を作るチャンスと思ってください。
このようなときにオススメのパワーストーンはアマゾナイト。
アマゾナイトに求めるのは「夢と現実の架け橋」。アマゾナイトは目標達成のためのステップが解らない人にとってもおすすめなパワーストーンです。自分自身とのコミュニケーションというのは多くの人にとって正常でも簡単でもありません。多くのケースでここに問題があります。
心の司令塔
トラウマのようなことがあるならそれを乗り越えるときが来た、とカードは告げているようです。
これ、昨日の延長のような話ですね。
さて、昨日は「自分自身とは何なのか?」という問いを投げかけました。
少なくとも、自分自身は心の主人ではありますが、心そのものではありません。
このあたりのこと、さらに掘り下げて書いてみます。
心は、感情そのものではあるでしょう。笑ったり泣いたり、そして怒ったりです。さらに心は肉体が物理的に得た感覚から快楽や苦痛を感じ取ります。怪我をすれば痛いですし、美味しいものを食べれば喜びます。
このように、心がしているのは「反応」であることがわかるでしょうか?
心がしているのは反応ですから、決して考えたりはしません。
それでは考える「その実態」は何でしょうか?
どうやら、それが「自分自身」のようですよ。
もう少し具体例を書きましょう。
あるとき肉体が物理的にエネルギーを多量に使ったとしましょう。すると「エネルギー切れだよ」という合図を心に送ります。
すると心は「お腹が空いた」と感じることでしょう。
すると、心の司令塔である「考える主体(自分自身)」は「何か食べよう」と考えます。またはことによっては「ダイエット中だからちょっと我慢しよう」と考えます。
このように「考える主体(自分自身)」が心の司令塔として存在しているから心を統制できるのです。
それから、心が反応する対象は、現時点で起こっていることがら以外に過去の出来事にも反応します。(過去の何かを思い出して泣いたり笑ったり、怒ったりできるでしょ)
これは人間以外の動物において顕著に観察され、ある意味それが彼らの生きる術でもあります。(人間ほどには考えられないので心的反応によって生存が維持されることが多いわけです)
さて、以上の説明で考える主体である自分自身が心の司令塔であることが何となくでもおわかりになるでしょうか。
ですから、心にとげ(これはもう全く過去の出来事)があるなら、それを抜くことができるのも「考える主体」である自分自身なんです。
少し長く、難しくなったでしょうか。
それでは良い週末を。