モスアゲート・ゴリ押し反省・ 2018年8月6日
モスアゲートが出ています。
モスアゲートに期待するのは「人の意見を聞く。感情的にならないこと」。
モスアゲートは基本的に「自己反省」のパワーストーンですね。
実際には余程の覚悟がない限りはお勧めしにくいストーンでもあります。
しかし自ら反省したい人には良い助けになりますよ。
「力」でごり押しし、破壊的な結果を招いたとき、そしてなんらかのコミュニケーションの失敗があったときなど、何がどうであったかを冷静に考えられるようになるでしょう。
さて、カードは「ワンドのエース/リバース」。
これ、リバースはいただけません。
要注意です。
ワンドのエースそれ自体は生命のエネルギーを象徴しており、それがリバースで出るときはそのエネルギーの使い方に失敗があることを意味しています。
少し前のコラムでも書いていますが、だいたいにおいてエネルギーの使用はそもそもが力の行使です。
それが間違った使われ方をすると、そこに問題が発生します。そいsて力には必ず反作用があり、問題×問題のような状況になってしまいやすいのです。
このカードが出ているとき、自分一人の意見をゴリ押ししようとしているとか、力づくで解決しよとして余計に問題を作るということが示唆されています。
ちょっと気をつけて見てください。そこでモスアゲートをお勧めしたいわけですね。
スパイラル・ダウン(螺旋悪循環)の理由
前回のコラム、輪廻転生に触れた中で「スパイラル・ダウン」(螺旋悪巡回)を話題にしました。
端的に言えば「悪い状態のことがなおさら悪くなっていく状況」です。
これ、輪廻転生以前にひとつの人生の中でも発生します。
で、今回はそのメカニズムについて記します。
例えば、何か目に見えて「まずいことをしてしまった」としましょう。
その後のアクションとしてあり得るのは・・・
- 反省して償う
- 正当化する
このふた通りです。
そして、スパイラル・ダウンを起こすのは「正当化」をするパターン。ま、言い換えれば「自己弁護」とか「言い訳」もこれに含まれます。
そして「正当化」した後に何が起こるのかと言えば、ほぼ確実に「再犯」です。
またその「まずいこと」を自らしてしまいます。
実際のところ、普通の犯罪で再犯率が高いのは「正当化」「自己弁護」「言い訳」をしている犯人です。
これ、理屈は簡単ですよ。
その「まずい行い」について、自己反省や償いなく「いやそれは自分のせいではない」とするならば、それを証明するために「もう一度そのまずい行い」をするわけです。
自己反省や償いをしない限り、何度でもやっちゃいます。
信じられないかもしれませんが、本当ですよ。
刑法犯の場合、刑を執行されても、そこにある自己反省や償いは単に形式であって実効性はありません。そもそもが自発的ではありません。
そして人によっては「犯罪」というレベルでないにせよ、どうしてもやってしまう「まずいこと」があり、自分でそれを止められない、ということがあます。
これ、自己反省はしたとしても償いが終わっていない可能性があります。
「まずいこと」を止めるには、なんらかの形で「まずいこと」を償って修復する行動が必要なのです。
もしも相手があることなら、相手を交えて「このように償いたいがどうでしょう」という協議も必要でしょう。
スパイラル・ダウンから抜け出す唯一の方法、それは、やってしまった「まずいこと」の自己反省と償いです。(自発的でなければなりません)
それが終わると気分はかなり晴れ晴れし、スパイラル・ダウンが解消します。
そして、その「まずいこと」をなぜしてしまったのか、これにも十分に焦点を当てることも肝心。
その「まずいこと」にはいわゆる「過失」も含まれます。
「そうしようと思ってしたわけでないが、結果的にまずかった」というパターンもです。
このあたりの自己反省と償い、感情的になっていてはできませんよね。ですからモスアゲートはかなりお助けになるはずですよ。
明日が良い日でありますように。