ホワイトハウライト・あ、やっぱり要リセット・ 2018年8月3日

ホワイトハウライト(White-howlite)
ホワイトハウライト(White-howlite)

ホワイトハウライト・あ、やっぱり要リセット・ 2018年8月3日

ホワイトハウライトが出ています。

ホワイトハウライトに期待するのは「リセット、やり直し」。

とりあえず、気分だけでもリセットしましょう。ここのところストレスが多い状態ではなかったでしょうか?

また、ホワイトハウライトはストレスを得にくくするのも得意。

こちらの許容量が増すことによって少々のことではストレスに感じなくすることができますよ。

さて、カードは「カップの3/リバース」。

これ、リバースはいただけません。

珍しく普通に良くないです。

公私のアンバランス、愛情系でのトラブル、不安定な関係などを意味します。

できるだけ深みにはまらないように気をつけること、そして最善策はリセットすることです。

何かとうまく行かないことがあるでしょうが、ここいらでけりをつけ、新しい環境を得ることが最大限に得策なようです。

それから、前回のコラムの繰り返しになりますが、人間万事塞翁が馬(じんかんばんじさいおうがうま)

「まったく禍福というのは予測できないものである」です。

突然ですが、輪廻転生についての考察

前回のコラムでほんの少し輪廻について触れました。

お盆休みも近いことですし(?)、少しだけ輪廻転生について考察します。

とりあえず言葉の定義はWikipediaで。

輪廻転生

輪廻転生は思想として存在するとしても、それが現実的なことなのか、科学的に立証するには困難があるのは確か。

(存在することを立証できそうに見えても、変数が多すぎて科学的に扱いにくい感じが)

でも信じる人にとっては「ある」としか言えません。逆に「ない」と断定するにもないことを論理的に説明ができません。(もちろん宗教的な教義によって有無を決定しているともあり)

ちなみに、歴代ダライ・ラマは先代ダライ・ラマの転生であることを証明できた人がなります。現在はダライ・ラマ14世ですね。(1940〜)

ダライ・ラマ14世
ダライ・ラマ14世
画像著作者: Christopher.Michel)

■話の前提

そこで輪廻転生が「ない」とすれば何も話が進みませんから、ここでは「ある」という仮定で進めます。

さてさて、まずは肯定派の意見として、前世の記憶があるようだ、ということがあります。これは確かに不思議な話が数々報告されていますね。

しかしながらその記憶は、それが何年前のことなのか、それはかなり特定しにくいようです。(時折は物証が存在することも)

なにせね、今の人生の中でだって、記憶にある出来事がいつのことだったのかあやふやなものです。大きな勘違いをしていることもあります。

そこで実際には、前世の記憶と言っても、いくつかの出来事をしっかりと時系列で間違いなく並べることは難しいようです。

出来事のタイムスタンプが相前後したり、自分に起こったことなのか、誰かに起こった出来事を第三者として見ている記憶なのか、そのあたりも曖昧なようです。

しかし、とにかく記憶というのは輪廻する人生を超えて持ち越されそうです。

とするならば、記憶は蓄積する一方なんですよね。(記憶は生まれ変わりで一旦リセットされる説がありますが、むしろそれは立証することが難しい)

■次の人生に持ち越すもの

記憶が次の人生に持ち越されるとすれば、その出来事に関する喜怒哀楽、すなわち感情のレベルも引き継ぎます。

そして同時に、後悔や罪の意識なども引き継がれそうに思えます。

で、人は生まれつき持っている性格というのがあると思えてなりません。

あるとき生まれてから育った環境とか教育、経験以前に、その人の根本的な性質というのが確かにあるように思うのです。

それらって、もしかしたら前世の記憶と大きく関係しないでしょうか。

そうとするなら、できる限りは感情のレベルとして低いものは引き継ぎたくはありませんよね。

これ、もしかしたら仏教上で言うところの「煩悩」(ぼんのう)かもです。そうとするなら百八つどころではありませんよ。

もしも低い感情のレベルばかりを多く次の人生に持ち越すと、次の人生はロクなものではありません。

これでは必ず「スパイラル・ダウン」(螺旋悪循環:らせんあくじゅんかん)をするでしょう。

低い感情のレベルを自分で選んでいる人が良い人生を歩むことはなく、必ずもっと悪くなります。その状態で一旦死亡し、そしてその状態で次の人生を迎えることになるのです。

ですよね。

だって大きな悲しみや恨みのような感情をたくさん抱えて死んだとして、生まれ変わったその人が、今度は勝手に大喜びな明るい人になるようには思えません。

もしも低い低い感情のレベルを多く抱えてで死んだなら、それは輪廻どころかいわゆる「地縛霊」という状態になりげ。(あるとすればですが)

死ぬときには、できるだけ高い感情のレベルの記憶だけをたくさん持っていたいものですよ。でしょ。

■スパイラル・ダウンする人/しない人の割合(筆者の見立て)

さて、こうして一つの人生での行いによる感情のレベルが、次の人生に影響しそうなわけですが・・・

ひとつの人生の中で、その人自身が低い感情のレベルにいることを良しとせず、自分と人々の生存のために何か役立つことをしようとする度合いに応じ、感情のレベルは上向きます。

そして、それに伴って倫理観も必ず向上します。(感情のレベルは倫理観のレベルとイコールの状態で動きますよ)

そういう人が、スパイラル・ダウンしない人ですね。むしろスパイラル・アップです。

このような人は年齢を重ねるに従って、規定値としての感情のレベルが上がり、自分を含めて人々のサバイバルを助けることに関心を持つようになります。

(もしも輪廻がなかったとしても、これは十分に良いことでしょう)

私の見立てでは、そのような人は多分、人口の20%くらいでしょうか?

そして70%くらいがどちらでもない組。
そして10%くらいが確信犯としてのスパイラル・ダウン組。

ここで、問題なのは70%の「どちらでもない組」です。彼らは影響を受けるだけであって、自ら考えてはスパイラル・アップを図ろうとはしていません。

彼らは悪い環境に放り込まれると、どんどん感情のレベルを低下させ、そして最終的には「低い感情のレベルが好きなんだ!」という確信犯組になってしまうようです。

友人、知人を選ばねばならないのは、こんなところに理由がありますよ。ついでにいうなら選挙で投票する人や政党も慎重に選ぶほうがよし。

しかし「親は選べない」という話がありますね。

いやいやいや・・・・

その両親の元に生まれるには、なんらかの理由があるかもですよ。

さてさて、長くなりました。

最後になりますが、地獄に落ちたり(死ななくても生きたまま地獄にいられますよ)、地縛霊になりたくなければ、少なくともこの人生においては感情のレベルと倫理観を高く持ってくださいね・・・

いやいや、シンプルに言えば、感情のレベルが低いことそれ自体が地獄にいる状態です。

それでは良い週末を!また次の日曜の夜、更新いたします。

そういえば、ホワイトハウライトでリセットでした。

輪廻転生って、この人生のリセットスタートですよ。(記憶はリセットできませんけどね)

明日が良い日でありますように。