アクアマリン・手放して進め・ 2018年3月20日
全体的には昨日の延長上にある感じも。
明らかに「手放し系」が必要な感じです。
そこでパワーストーンはアクアマリンなのですが、どうやら一般に言われている意味や効果とは違う使い方です。(これ、セレニティアスの使用実績としての結論)
これ、意味辞典のアクアマリンのコーナーにもまだ挙げていない働きです。
さて、カードの方はちょっと要注意のアドバイス系として「ソードの6/リバース」。
このカードは行き詰まりを意味していますね。
様々な釈然としないことなどがそのままの状態で、不本意ながら進んで行ってしまうことに嫌な感じがしています。
これから脱出するためのキーワードは「手放すこと」。
前回(2018年3月19日)と同じですね。
気に入らないことがあるだろうけど「もうそんなことにわずらうな」という決断が必要そう。
そうすれば現状の行き詰まり状態が解決しそうですよ。
さてそこでアクアマリンの働きなのですが、一般的には「仲良し」が得意なパワーストーンということになっています。
確かにそれは言えるのですが、セレニティアスの実績としてはその「根本」に「持ち主の知性を呼び起こす」ことがありそうだと見ています。
「仲直り」や「仲良くする」ことがが得意なアクアマリンですが、そこにあるのは実は「理性」のようですよ。
喧嘩したとしても、いや待てよと、これは仲直りするべきだ、と考えるのは、これってすごく理性的であります。
そして、「そうだ、怒りはまずい、この感情を捨てよう、あのことは一旦水に流そう」というのは、「捨てる」という精神活動に他なりません。
ですのでアクアマリンはどうやら、根本的に「理性・知性」の働きを助けてくれていると思われるのです。
コントロールすること・しないこと
今回のカード「ソードの6/リバース」は、行き詰まり状態を暗示していますが、その原因を自身の「わだかまり」に見出せば解決できるということのようです。
さて、これまでにこのコラムでは「人生はゲームの構造をしている」ことを書いてきました。
人生にゲームはどうしても必要な要素なのですが、そこで忘れてはいけないのが「コントロールできないこと」が存在する必要性です。
もしあなたが何もかもコントロールできるとしたら、ゲームが成立しません。
例えば、チェスか将棋のようなゲームをしていて、相手の駒の置き場所をこちらがコントロールできたとしたらゲームになりませんよね。
それとか、サイコロを振るような「偶然性」がゲームには付き物ですが、そのサイコロの出目をコントロールできたとしてもゲームにならないですよね。
そのような完全にコントロールできることはもはやゲームではないのです。
しかしながら、人はコントロールしたがります。
ことによっては取り憑かれたようにコントロールしたがります。
例えばワンマン社長と呼ばれるようなタイプのリーダーはこれに当たります。
社員の全てをコントロールし尽くしたら、会社の内部ではゲームがありません。そうなると、その社長は仕事以外の分野にゲームを求め、そうして今度はその分野でまた取り憑かれたようにコントロールを開始する、といった例があります。
「何かをコントロールしたくてもそれができなかった」
こんなことが「わだかまり」としてあるようですが、本来は何もかもがコントロールできるはずもなく、また、そうでなければゲームが成立しないのです。
「コントロールできないものの存在を認める」
これはわだかまりを捨てる上で大切なことと言えそうですよ。
コントロールできないことをコントロールしようとするのをやめた時、非常に楽になって、ゲームそのものをもっと楽しむことができるようになるかも知れません。
明日が良い日でありますように。