2017年6月28日 ムーンストーン・即座に最善の決断をする/皇帝
まあ、良いカードとしましょう。昨日の延長といった感じもあり。
絶対的な権力を表しているカードです。
(チャンスがあるならそれをすぐにつかみ取るべし)
決断力が求められ、奮闘しなければならない状況があるなら、即座に行動を起こして目的に向かうことが必要とされています。
ただし、権威主義的になりやすい状態を表していることもあり注意も必要。
自分を客観的によく見て、傲慢にならないようにリーダーシップをとるべき日。
常に周囲の反応を読み取るようにしましょう。
このようなときにオススメのパワーストーンはムーンストーン。
ムーンストーンに求めるのは「自分をよく知ること」。ムーンストーンは多くの場合、女性が使うことが多いのですが、実際には「自分を知る」という課題に対しての働きがあります。自分自身との対話を促し、そうすることで不要な自分を手放すことができます。このあたりのこと、意味辞典では触れられていませんね。
自分を信じることを深掘りしてみる(その3)
なんだかここのところ、自分との対話を強いられるカードが続いています。
そして取り上げられたストーンがムーンストーンですね。
「自分をよく知る」という課題はすでに6月26日に出てきています。
そして借りた人格ではなく、真の自分自身の発見に努める必要性についてを昨日にかけて触れました。
自分自身が何者かと考える時、少なくともその外見や持ち物、誰かが与えた記号、例えば名前やマイナンバーはあなたそれ自体を全く表してはいないことがわかるでしょうか?
それと同時に、誰かがあなたのことを「どのように見ているか」もあなた自身とは関係ありません。
実際問題、悩みのかなりの部分は「人からどのように見られているのか」を気にすることによって起こっています。
誰かから見た自分ではなく、自分という自分に着目してみてください。
再びしつこく書きますが、あなた自身は表面的に見えているその「身体」ではなく、「名前」でもなく、マイナンバーや住民票でも表していません。もちろん、借りてきた誰かの人格でもありません。
それでは「自分を表しているのは一体何か?」。
それを考えることができるでしょうか?
答えはただひとつです。
今まさにそれを考えているのが自分自身の本体です。
考えているのは決して「脳」の電気的な反応ではありませんよ。
「え?人は脳で考えるのではないの?」
はい、確かに「考える」と似たことはしているかもしれません。でも脳がしていることはある程度の短期的な記憶と、学習です。考えるという次元のことではありません。
「いやー、脳が考えていないというのは科学的にどうだろう?」と疑問に思われるかもしれませんね。
でもねえ、脳がしていることを今の科学が100%理解していることはありません。
もしも「脳が考えることの中枢にある」とするなら、それは肉体の一部があなた自身という結論になります。
そしてその延長が外見的なこと、容姿や持ち物になります。これらは要するに物質的な何かです。
そうして人は物質の罠にはまって身動きが取れず、我を忘れて自分を見失うわけです。
明日が良い日でありますように。