2015年8月10日 ガーネット・チカラでゴリ押しせずに忍耐を持とう/力のカード
今回は良し悪しというよりも、アドバイスのみといった感じのカードです。「力」(ちから)ですね。まあ悪くはありません、良い方でしょう。
今何かとてつもないことに挑戦しようとしていませんか?「とてつもない」ことでなくとも、とにかく何か「忍耐」を試されるような状態の中にいるのかもしれません。
ただこのとき、やみくもな我慢とか根性とかという方向で解決しようとせず、上手に感情を治めたり、何かうまい具合に別な方向へ激情を逃すような方策が必要そうです。
それでも、この困難に立ち向かうために勇気を持って臨みましょう。忍耐強く、根気を持って、それでいて穏やかにこなしていくのがベストです。そうすることで自己改革が進み、より素晴らしい境地へ到達することができるでしょう。
現状をクリアしたいなら「力」でゴリ押ししないで激情を抑制し、忍耐強くワンステップづつ登っていく覚悟を決めましょう。情熱の炎は小さく長く燃やし続けましょう。
さて、このようなときにオススメのパワーストーンはガーネット。
ガーネットは「一途な愛情」を象徴するストーンとして紹介されていますが、実質的な働きとしては「忍耐」や「持久力」をアップさせる役割を負っています。根性と根気が欲しいときはこのストーンは大変有用ですよ。また、万一絶望的な状況においてもそこから脱出するといった勇気と行動力を与えてくれますよ。
もうひとつあった三角形
前回のコラムでは「理解」の三角形について書きました。
何かについて理解が足りないと思ったら、三角形の頂点のどれかひとつでも大きくすれば良いというお話。これは大変に応用が効きますのでどんどん活用してください。
生存(仮称)の三角形見参!
そして実は、三角形はもうひとつあります。
- 「知識」
- 「責任」
- 「コントロール」
今度は上記の三つが頂点になる三角形です。前回の三角形はひとくちに言って「理解」のシンボルのようですが、新しい方の三角形が何を表すのかといえば、かなり包括的に「生存」を表しているかもしれません。
「生存」とひとくちに言っても、個々人の生物としての生存はもちろんですが、家族、グループ、国家、人類全体というそれぞれのレベルすべてに包括的に当てはまります。
「知識」「責任」「コントロール」がどのように「生存」に関係するのか「会社の生存」を例にとって解説します。
「知識」
知識なしに会社の生存に関して責任をとれるはずもなく、もちろんコントロールはできません。
「責任」
責任をとらずして会社をコントロールしようとすれば何が起こるでしょうか。また責任のないところの知識は何かの役に立つでしょうか。
「コントロール」
コントロールしないものに対して責任を取れるでしょうか。コントロールしようとすれば知識が必要ですよね。知識なしにコントロールしようとする飛行機なら必ず墜落しますよ。
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以上の三つが生存(仮称)の三角形の頂点とそれぞれの性質です。生存のためにはどれも欠かせませんよね。
試しにうまく行っていない会社と組織を見てみましょう、今回の三角形の頂点のうちのどれがが欠落している可能性大ですよ。
また、組織でなくとも「個人」でも良いです。この三角形がばっちり当てはまって生存性の高い人、または全然ダメな人というのを探してみましょう。
この三角形の性質は、前回の「理解の三角形」と同じ性質を持っており、どれかひとつを大きくすると残りの二つも自動的に大きくなります。
でもまあ最も良いのは三つのうちで欠けている部分を先にみつけて増強することでしょう。しかしながらその「欠け」に手当てできない場合、残りの二つのどれかを大きくするとまあ大丈夫。例えば、責任感のない社長の責任を増強することなどまあ簡単にはできませんから、社員が「知識」「コントロール」を増せば、まあその会社はなんとかなるかもです。
身の回りを見渡して、なにか生存があやういなあと感じる組織があれば、今回の三角形を当てはめてみてください。三角の頂点のうちのどれかがしょぼいはずですよ。
明日が良い日でありますように。