2015年8月6日 ムーンストーン・努力は身を結ぶ。心の声に耳を傾けよう/ペンタクルの4
なかなか良いカードが出ていますよ。でもちょっとしたアドバイス含み。
とりあえず、取り組んでいたことが実を結ぶだろうという暗示。そしてこれまでに築き上げてきたことを守りたいという思いも。とにかく願いは叶いそうです。
しかしながらこの安住を揺るがすような新しい話が舞い込んでいることも考えられます。新しい冒険に出るべきか、このままを維持するべきかと悩みが出ることも。
もしもこのような悩みがあるなら、周囲の話や既存の情報よりも自分自身の気持ちを大切にしましょう。
この数日がんばってきた結果に満足し、少しペースダウンしたいでしょう。取り組んでいた案件を少し手放し、自分の心の声に耳を傾け、本心を聞いてみてくださいね。
さて、このようなときにオススメのパワーストーンはムーンストーン。
今回ムーンストーンの働きを使いたいのは「自分自身のことがよくわかる」という部分。意味辞典の方ではこの働きについて触れられていませんが、大変有用な働きです。どちらかと言えば論理的なことよりもインスピレーションを刺激する系として精神面に働きます。
ああ、やっぱり責任の範囲と所有性—その続き
昨日は音楽のことを発端に「空間所有性」のことを書きました。ちょっとピンと来ませんでしょうか?
またこの章のタイトルにある「やっぱり責任の範囲云々」ということの意味との関連がわかりにくいかもです。
それでは以前にも登場した下の図式を見てください。「生存の包含関係」です。
この図で「自分」を中心に、視点をどんどん広げると生物界に至ります。この図についてちょっと復習を。
「自分が生きる」
「家族が生きる」
「グループが生きる」
「人類が生きる」
「生物界が生きる」
これらの各段階のどれか一つだけを突出させると全体を生存させることは不可能ですよね。どこかが生きるためにはそれによって発生するかもしれないほかのレベルへの被害を最小限度にしなければなりません。
例えば、マグロの取りすぎでマグロが絶滅したならば、それはただそれだけのことではなく、それが生物界にどんな影響を与えるか計り知れず、それが人間の生存に影響を及ぼすことも考えられます。ですから、自分が生存するためには、すべての包含がすべて生存できるように配慮していなければなりません。
自分を中心に見た場合、その責任範囲をできるだけ広い視点におかねば人類の生存がないわけです。自分勝手な人、家族、国は、他を滅ぼし、自然環境もぶち壊すでしょうから、遅かれ早かれ自分たちが存続できません。これで責任範囲を広く持つ必要があることがわかるでしょうか。
で、責任範囲というのは空間所有性と重なります。
昨日、ヒッキー(引きこもり)が所有できる空間は「四畳半」くらいかも、ということを書きました。ね、彼のどうにかこうにかやっていける責任範囲というのはそれくらいでしょう。
万単位の人が入れる東京ドームの所有をいとわないというのであれば、それは大きな会社の社長クラスの責任範囲、そういうたとえ。
さてさて、そして会場を包み込んでお客さんを総立ちさせるミュージシャンの能力とは何でしょう?
「生存の包含関係」を当てはめてみると、ミュージシャンは「自分」の位置から少なくとも「グループ」の生存性についてその空間に責任を持っているようですよ。少なくとも、その会場にいる、自分とお客さんというグループ、その責任範囲がすなわち空間の所有性です。
で、まったく一流でないミュージシャンがステージに上がるとき「間違えたらどうしよう」と思うでしょう。これって生存の包含関係で「自分」しか見ていないということです。
明日が良い日でありますように。