ムーンストーン・静観しよう・2021年5月12日
ムーンストーンが出ています。
このストーンに求めるのは「静観」。
ムーンストーンは自分との対話系。言い換えれば内省系です。
が、このページで何度も書くように内向しすぎは良くありません。
実は自分を発見するためには外向するほうが話が早いのですよ。
が、最終的にはバランスが大切。
外向方面で上手くいかない、という時には内向して自分を省みても良いでしょう。
そのような使い方がおすすめです。
■ムーンストーンと相性が良いストーン
身辺守護です。ムーンストーンで内向するとき「はまり込む」ということが起こります。(内向しすぎ)
で、淡水パールは感情の波を抑えて自分の中の敵からも自分を守る働きを持ちます。
■カード:吊られた男
なんだかよく出ますね。ほとんどお馴染みな感じです。
良し悪しよりもアドバイス色が強いです。
ま、普通なら絵的に悪い方に取りやすいと思いますが・・・
さて、身動きが取れない状態のようです。
が、なぜかデザインされている男は慌てている様子でもなく、微笑みさえ浮かべているように見えますよ。
「静かに現実を見よ」でしょうか。
実際、そのほうが上手く行くことのほうが多いです。
また、現状認識できるだけのことで未来を100%占うことはできません。
ならば、どうなるかわからない運命と人生をそのまま丸ごと引き受けてしまいましょう。
哲学的なカードですね。
■吊られた男の考察
吊られた男を見ると、これは手も足も出ないまずい状況だと思えますよね。
普通、そう思えます。
が、これをちょっと視点を変えてもっと外から見てみましょう。
例えば、自分が超進化した宇宙人として、地球の様子や個々の人々を見たとすれば、まあ全人類が「吊られた男」のようなものでしょう。
人間のどんな人も地球環境や自分の運命に対して手も足も出せないように見えるに違いありません。
「吊られていないように見える人でも、彼らの知識や哲学は原始的すぎ、実際には吊られているほどに手も足も出せないね。やってるつもり、やってる気分だけだね。」
また、人は生涯ということを生まれて死ぬまでの期間と定め、とにかくそれが人生であってそれ以外にない、と思い込んでいることも宇宙人にとっては不思議かもです。
こうして見ると、その宇宙人にとっては「バリバリ働いて人生を謳歌しているように見える人間」と「吊られた状態で手も足も出ないと思っている人間」に大した差がないのかもですよ。
とまあ、少し極端なことを書きましたが、ものの考えや見方は様々だ、ということです。
ま、普通に言えば、吊られているような自分でさえも、ちょっと外から眺めて見ると考えが変わるかも、と言えないでしょうか。
ただし、冒頭ムーンストーンのところで書きましたが、考えすぎはいけません。
吊られた男状態から脱出するため、外から自分を見るためには内向せずに外向するほうが結果が早く健全なことは間違いありません。本当ですよ。
信じられないなら、友達のところへ行って「今私は吊られた男状態なんだが」と相談してみましょう。
ことによってはその友人が「私の方がもっと吊られた男だよ」という話になるかもですよ。
じっとしていて(内向するだけでは)は分からないことも多いのです。
明日が良い日になりますように。