アメジスト・真実を知っている・2019年10月2日

アメジスト(Amethyst)
アメジスト(Amethyst)

アメジスト・真実を知っている・2019年10月2日

アメジストが出ています。

アメジストに求めるのは「直感」「心の声」「冷静さ」。

アメジストは「冷静系」としていつも取り上げるストーンですね。

冷静ではいるのですが、単に分析的でなく自分の心の声をしっかり聞くことも大切。

日常生活の中では単に習慣に従うことが多いのですが、自分の本心としては「いやこれは違う」ということがありませんか。

このようなとき、人は何らかの違和感が生じるはず。

「こんなの嫌だ」が自分の本心にあることがわかるのがアメジストの特徴とも言えるでしょう。

本当に冷静なのは、単に習慣や因習に従って大人しくしているばかりでなく「本当のところはどうなんだ?」と素直に疑問を持てることではないでしょうか?

カード:法王(司祭)

良いカードでしょう。

様々な迷いがあるように見えて、本当は自分が進むべき道を知っているという状態。

自分を疑う前に、目の前で起こっていることをよく観察してみましょう。

真実を得るには考えるのではなく見ることからです。それでこそより良い判断ができそうです。

しっかり見るには冷静でなくてはなりません。アメジストを使いましょう。

(父危篤)インフローのみで幸せになるのか?

今回のカードで書いたように、真実を得るには見ることです。

単に「見る」のはインフローになりますが、見ようと思って見ることはそもそもがアウトフローが発端にあります。

言い換えれば、たまたま目に入ったことはインフロー、自分が意図して見ようとするとき、その発端にはアウトフローがあるわけです。

さてさて、外を見ることなしに自分を見るのは単純にインフローです。

自分を見ることは今までに蓄積された何かを見ている状態ですよね。

それをいくら見ても、それが真実なのかどうか確かめようがありません。

となれば、いくら自分を見ようとしても「考え」に基づいたことになります。

今までにこんなことがありませんでしたか?・・・

何かの心配事があるとします。心配で心配でどうしようもありません。

あれやこれやと考えてしまいます。

が、実際にその心配事の対象を直接見てみれば、それは何でもないことだったと。

以下に筆者が体験した実例を。

あるとき、「父危篤!病院に担ぎ込まれた」と兄弟から電話がありました。

「えらいこっちゃ!とにかく病院へ飛んでくれ!」

これは大変だ!父危篤だ!お父さんが大変だ!ジタバタジタバタ。

(心の声:危篤って何がどうなんだ?)

とにかくすぐに病院へ行って見ると、その父がいました。

ベッドの上であぐらをかいて座り、何やら上機嫌で「携帯電話」で話しをしています。

『病室では携帯禁止だろ!』

いやそれにしても「危篤」ってなんだ。全然だいじょうぶじゃん。

どうでしょう。

父を本当に見ていないと自分の中では「父危篤」です。

自分の心の中にある「父危篤」をいくら考えて心配しても何もならないのです。

これが自分にインフローしてしまうことの弊害です。

父に会うというアウトフローがあれば真実がすぐにわかります。

ね、アメジストを使って冷静になりましょうや。

明日が良い日になりますように。

追記:

「心の声を聞く」というのはインフローにならないように注意。心の声を外に出すというアウトフローのつもりで。