2016年9月2日 ホークスアイ・ゆるりと行動を/カップの騎士/リバース
ううむ、ちょっと停滞気味を暗示するカードです。
様々なことを思い通りには進みません。また誤った選択を後悔するようなことも。
情熱的すぎる分、やる気の空回りがあるかも。下手に力むと悪化するだけのようです。
今日はすべての思いを飲み込み、「ゆるり」と行動しましょう。
また、ことによっては方向転換した方がうまくいくかもしれませんよ。
このようなときにオススメのパワーストーンはホークスアイ。
今回ホークスアイに求めるのは、ビジネス系の行動力ではなく、グラウディング効果。情熱の空回りから発生している余計なエネルギーを流してしまいましょう。
コミュニケーションについて深掘り(その5)
ここまでコミュニケーションに関して基本原則とか原理に近いことを書いてきました。
そこで今回は日常的なこととして一般会話について基本原則を照らし合わせてみます。
例題にするのはおなじみ、ライフハッカーHPの最近の記事です。おりしもコミュニケーションに関する話題ですね。
まず記事タイトルにあります「聞き下手」をまんま取り上げますと、「受領」(聞き手)として「返事が下手」ということになります。もう端的に言って聞き下手の最たることは「返事が下手」そのものと言って良いでしょう。
以下に記事からここの見出しを取り上げてさらに吟味します。
1)話の腰を折る
会話において話の腰を折るのは、多くの場合聞き役が「返事」なしに「起因」となって会話を始めるというシーンでしょう。聞き手(受領)が「起因」になるためには、とにかく一旦「返事」が必要です。
2)イライラしたり退屈そうにする
これもよくありますね。聞き手が貧乏ゆすりをしたり、持っているペンをもてあそんだり、何かアクションを起こすことです。
これはコミュニケーションの公式としてこれまで触れていませんが、「余計なアクション」はコミュニケーションを阻害することがわかっています。
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起因 ====(距離)==== 受領
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これはコミュニケーションの公式でいうところの、「距離」が余計なアクションによって増えてしまうということに例えられます。
普通に考えても「注意」がそのアクションの方に幾分かはひきつけられてしまうことがありますよね。これは実のところ、プレゼンテーションでのオーバーアクションも理解の阻害の要因となることがあります。
3)自分がこれから話すことを考える
これはもうコミュニケーションとして昨日話題にした「複製」の失敗が作られることです。もちろん注意もなくなっています。
4)完全にわかったつもりになる
これは完璧なコミュニケーションが成立した場合のみ言えることで、ほとんどありえません。「わかったつもりになる」以前に、「起因」が発したコミュニケーションを「受領」(聞き手)が完全に複製しているか、そして受け取ったということを「返事」しているかが「わかること(理解)」の絶対条件です。
最後に、聞き上手の第一歩は、とにかく「起因」の発したコミュニケーションに対し、それを受け取ったという「返事」が完全になされていることです。
これを一般会話で言えば、「ウンウン、そうですか」「ああ、なるほど」などの相槌(あいずち)に近いことになります。
(コミュニケーションの話、続きます)
明日が良い日でありますように。