ムーンストーン・チャレンジできる・ 2018年2月7日

ムーンストーン(Moon-stone)
ムーンストーン(Moon-stone)

ムーンストーン・チャレンジできる・ 2018年2月7日

なんかもう、物語が続いている、そんな感じ。

パワーストーンはムーンストーンを取り上げましょう。

ムーンストーンの用途としては「直感力の強化」。意味辞典の方では取り上げていない意味・効果ですね。

さて、ここのところのカードの動きは・・

  • ソードの6/リバース (決断せよ)
  • 死神 (心機一転)

そして今回「星」が出ています。

「いつでも星が見守っているから、さあ元気を出して進め!」と。

以上のように進んできました。

また、「星」が意味するところに直感力が大切だ、ということがあります。

そこでムーンストーンが出てきます。

直感について再考・ムーンストーンの働き

まず「直感」という言葉を辞書から引いてその定義をここで明らかにしておきます。

推理・考察など論理的思考によらず,感覚的に物事の真相を瞬時に感じとること。

(スーパー大辞林より)

ここで筆者が大切だと思うのは「感覚的に」という部分には「心の反応」が含まれていることです。

これまで、このコラムで触れてきましたように、心の反応は単に反応であって合理性ではなく、文字通りの反応をしています。

これを超簡単な例えで書きますと、一度でも交通事故にあった交差点へは二度と行かないとか、男性はすべて裏切り者である、といった反応です。ね、合理性ないですよね。

ですから「直感」の定義の中にある「感覚的に物事の真相を瞬時に感じとること。」といっても、その「感覚的」の中に「心の合理的でない反応」があると、「直感」は大間違いをおかしてしまうことになります。

そして心それ自体の面白いことには、それは反応しかできないですから、どんな行動を取ろうとそれ自体にはまったく責任能力はありません。

責任を負うのはいつも「精神」の方ですよ。

次に、精神それ自体が持っている「直感」を考えます。

「直感」の定義によれば「推理・考察など論理的思考によらず」ということですから、精神の直感は精神が直接見たり感じたり、考えることなく思いついたことになります。

で、精神が何かを決めて・・・それに対して「心」が反応するのが「動揺」です。

  • 「そんなのダメだ」とか
  • 「できるわけないじゃん」とか
  • 「あそこは前に交通事故にあった交差点だよ」とか
  • 「男にはまた騙されるよ!」とか

ね、何のことはない心が精神の邪魔をして「直感」妨げることがあるわけです。

ですから直感と言っても単なる心の反応によることだけを取り上げると、それは大間違いの元になります。

そこでムーンストーンですが、心にせよ精神にせよ、その思いつきや感じたことに対して広がる動揺に関し、それをなだめるという性質を持っています。

特にムーンストーンの特性として「感情をコントロールする作用」に長けています。

感情のコントロールとはすなわち、心の反応をコントロールすることです。

明日が良い日でありますように。