ブラックオニキス・使い方のツボ
(筆者:弥永ゆりえ)
さて、新年最初のコラム(弥永ゆりえ編)は「ブラックオニキス」のお話。
最近、なぜかお客様からブラックオニキスの使い方についてのお問い合わせが。
実際、ブラックオニキスはその性質をよく理解していないと・・・
「これこれしかじかなはずなのに!こんなことが!」ということが起こります。
このパワーストーン、使い方にちょっとヒケツがあるんです。
ブラックオニキスの基礎ふたたび
本来は「黒い地に白い縞が入ったアゲート」のことをオニキスと呼んでいました。
ですが、現在では「白い縞の有無にかかわらず、とにかく「黒っぽいアゲートはブラックオニキス」として販売されているようです。
黒い色は大地との親和性が高く、ブラック・オニキスは地に足をつけさせ、大地とエネルギーの循環をさせる力(グラウンディング)がとても強いストーンの一種です。
自分の存在を独立確立するために必要最低限の空間、エネルギー、気、オーラなどの「自分の領域」を維持・保護する力も強いです。
なにやら「魔除けに最適!」として販売されているのも見かけますが・・・セレニティアスではこの用途では単品使いはしません。
確かに「ある種の守り」はできます。
でも、この種の力は「何から守って欲しいのか?」が明確でないと発動しにくいですよ。
見るのが怖いブラックオニキス・その意味
そして、ブラックオニキスは「事実をありのままに見る」というとても現実的で強烈な作用を引き起こすことがあります。
このストーンを見ただけで嫌う人、何となく苦手意識を持っている人は「自分自身について受け入れがたい何かを抱えている」可能性が高いです。
心の闇の部分、存在は薄々知っていてもすんなり認めたくないもの。
理屈はわかっていても感情が許さない。すると、理性と感情との戦いが勃発します。
しかも、ブラックオニキスには「持久力」「忍耐力」を刺戟する働きもあります。なんだか、戦いが長引きそうな気配ですよね。
そして「事実をありのままに見る」という作業は、人によっては心底くたびれてしまう可能性もあります。
でも、物事の本質を知らずして「最適な対応」はできないのかも知れません。
気弱なお客様であっても「がんばるから、心からの安定感が欲しいんです!」とのリクエストを頂いた時には「覚悟」をお聞きした上で、ちゃんと「メンタルの支持とフォローが得意なストーン」を一緒に組み込み「ある程度の中和」を施したPJを製作することもあります。
ストーン同士の組み合わせ方によって、そのストーンが持つ働き方の強弱の加減をする手法は「セレニティアス独自のテクニック」です。