最大手が合成ダイヤの扱い開始・そして混乱

ダイヤモンドのイメージ

セレニティアスでは扱うことがない(であろう)ダイヤモンドの話題です。

さて、ダイヤモンド最大手の「デ・ビアス」が「合成ダイヤモンドの販売に着手し始める」というニュースで宝飾業界には大激震が走っています。

今まででも合成ダイヤモンドは製造、利用されてきました。ただし、それは「工業用ダイヤモンド」としての範囲内でした。

でも「某国」での技術革新が進み、天然ダイヤモンドと合成ダイヤモンドとの鑑別が難しくなってきているのが現実。

現に最大の研磨地であるインドに集められた色んなダイヤモンドが、研磨業者の元で意図しないままでも天然物と合成物が混じり合ってしまって出荷されている状態。

取り扱う業者が気づかなかったり、悪意があるとしたら・・・一般消費者の私たちは合成ダイヤモンドとは知らずに高いお金を払って購入してしまう可能性も高まってしまいました。

かといって、宝石に関しての専門知識を持たない宝飾店や、パートの方々、一般の消費者などに「よ〜く自分で気をつけてから購入しましょうね」などと言ってもどうしようもありません。

日本に入ってきたダイヤモンドが、一般消費者の購入できるルートに乗る前に、きちんと天然物or合成物とを鑑別し、適正価格での販売を行う何らかのシステムの構築が急務になっていると思います。

しかぁ〜し、その鑑定が非常に難しいのが問題なのですが。

豆知識

実は、ダイヤモンドはまだまだ沢山埋まっていることがわかっています。しかしそれを承知の上で掘り出さず、希少性を保って市場価格をコントロールしています。