パーソナルデータというもの
ここでちょっと掘り下げてみます。
パーソナルデータ、すなわち個人情報ですね。
依頼者にふさわしいストーンを選ぶには、最低限でも「本名くらいは必要ではないか?」という考えだと、これらのデータが必要と思われるでしょう。
そこでまずは、生年月日、氏名などのパーソナルデータについて少し考えてみます。
ものは試し、普通に考えられるパーソナルデータというものを列挙してみました。
- 生年月日
- 氏名
- 住所
- 性別
- 血液型
- 既婚/未婚
- 出身地
- 学歴
- 職歴
- 資格/免許等
- 賞罰の有無(なんだか履歴書のよう)
- 家族構成
- 身長/体重/スリーサイズ
- 年収
- 好きな/嫌いな食べ物
- 趣味
- 性格 活発/やさしい等(お見合いの釣書のよう)
ざっとこんなところでしょうか。
さて、これらのデータがそろったとして、願いごとはこれこれで、この人にふさわしいパワーストーンはどれでしょう?
正直なところ、これではセレニティアスにはわかりません。これらのデータがないよりましかも知れないけれど。
そこで、いくつかのパーソナルデータについて、それが何を意味していのか考えてみます。
生年月日について
たとえば生年月日、セレニティアスはパワーストーン選びに西洋占星術や四柱推命などの占いを使いませんから必要ではありません。
(後に風水と数秘術を取り入れる作品には必要となりました)
(そういえば、誕生石なんていう選び方もあったっけ)
これら数理的に結論が出せる方法であれば、一覧表形式の完成された答えがすでに存在します。
この方法だと結果の数だけストーンの種類を用意すれば良いことになりますが、セレニティアスのストーン選びではそうなりません。
同じ生年月日の人に同じストーンを送ることにはならないのです。
よしんば、同じ「種類」のストーンが選ばれたとしても、性質の異なる物が届けられるでしょう。
セレニティアスのストーン選びは、占いではありません。
氏名(本名)について
次に氏名については、セレニティアスでは姓名判断でパワーストーンを選ぶわけではありませんから必要ありません。
これも西洋占星術や四柱推命のように数理的に結論を出すことは可能です。
でもセレニティアスではこの方法を使いません。
再び、セレニティアスのストーン選びは、占いではありません。
ただし、ご依頼者には最低はニックネーム(ハンドルネーム)で良いですからいただきたいのです。
というのは、コミュニケーションの対象としての「相手」に呼びかける、ただそれだけのために。もちろん本名でもかまいません。
(後にいたずら防止に本名をいただくようになりました)
実際には名前もなくてもかまわないのですけどね。ただそうなると、こちらからメールを書く時に「○○さんこんにちは」としか書けなくて。
これじゃ嫌でしょ。
他のパーソナルデータについて
生年月日、氏名に続き、上に列挙した「住所、性別、血液型〜性格」までのすべてのデータの中にあなた自身がどれだけ含まれているでしょう?
考えるとちょっと不安になりませんか?ことによってはこれらのデータをもっと列挙してみますか?
「確かに私のデータだけど、いえいえ、私というのは・・・」と、どなたももっと付け加えたくなることでしょう。
履歴書やお見合いの釣書があなたのすべてだとすれば、ほとんどの方が抵抗を示すのではないでしょうか。
千の言葉を費やしても自分自身を表すことってすごく難しいことですよね。
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