三日月マザーオブパールとルビーのネックレス作成秘話
ストーンの組み合わせ、配置、カラーの選択にまつわる作成メモ
ストーン組み合わせの不思議
この作品は三日月型のマザーオブパールが主役。
ところがそのマザーオブパールが「ルビーとローズクオーツがいた方がもっとお役に立てる」と主張する。
「えぇぇ〜?、癒し系でいきたいからローズクオーツはいいけど、情熱や活力の塊みたいなルビーを合わせるの?」と内心イヤイヤでした。
他の癒し系のストーンで妥協してもらおうと色んなストーンと組み合わせてみたものの、マザーオブパールの輝きは落ちるばかり。
そこでやむなく、マザーオブパールの言う通り「ルビー」も参加させることに。
そして・・・次に問題になったのが「配置」。
ストーン配置の不思議
通常、三日月型モチーフ(マザーオブパール)や、色鮮やかで目立つルビーのどちらかをペンダントの最下部にもってくる方がデザイン的に安定します。見た目のデザイン的にはね。
でも、マザーオブパールの場合「三日月型であること」「月による潮の満ち引きの影響を受ける海の生物であること」に何からの関係があるのか、ペンダントの最下部で「重石」のように配置されるのは嫌だったようです。
エネルギー状態が少しも安定せず、あちこち場所を変え、配置し直してみても改善せず。
エネルギーの流れ方がキレイなサークル状に回らない、不思議だけど何度試やり直しても同じだった。
ならば・・・と、マザーオブパールとルビーを鎖骨付近に左右に分けて配置したら驚くほどおとなしい!
エネルギーの輪もキレイなサークル状にグルグルと回る!
私がラインを通した順にエネルギーが流れ、モチーフを線状になったエネルギーが一筆書きで描きあげた。
感動!というより「なんでだろう?不思議だぁ」としか思えなかった。
カラーの不思議
そして、ルビーというマゼンタ系の色合いがすでにあるのに、色がかぶる心配なんかどこ吹く風と合わせるパールビーズには「淡いピンク色」を指定してきました(マザーオブパールがね)。
ここまできて9割ほど完成。
ここから先は、エネルギーの緩衝材代わりに加えるパーツでまた一波乱。
「クリアー感あるガラスビーズ」のお許しが出るのは早かった。
やれやれと油断したらアクセントになる小さなガラスビーズには「オパールローズカラーをしたフランスのヴィンテージガラスビーズ」をご所望!
すったもんだした挙句、やっとこさ大人の女性にふさわしい「上品さがある可愛らしいピンクカラーペンダント」に仕上げることができました。
やっぱりストーンの世界は奥が深いですね。