グレームーンストーン・見切りをつけることも必要

2015年6月22日 グレームーンストーン・見切りをつけることも必要/カップのキング/リバース

おやすみ系カードが出ています。

物事が期待通りの結果にはならないという暗示。ことによっては見切りをつけた方が良い場合もあるでしょう。

思い通りにならないことで焦るのは禁物。深みにはまりこんではいけません。例えば株で言えば「損切り」のときですよ。

どうにもならないことに見切りをつけるときがきているようです。ツキがないときは静かに自分の内面の声を聞きましょう。

このようなときにお勧めのパワーストーンはグレームーンストーン(意味辞典に未記載)。

このストーンの働きはズバリ「自分自身の声を聞く」です。

未練があってなかなか見切りをつけられないということは多々あるでしょうが、実は、自分自身がとっくに「もう止めよう」と思っているこもあります。

自分の声を聞いて、素直になってみましょう。

また、ちょっと休憩の意味でルーチンワークで過ごすのも方法。また、もしも溜まっている整理整頓みたいなことがあればそれに手をつけて片付けましょう。

同情は生命力を奪う(復習)

人生において様々な場面で「同情」という感情に巡り会います。

たとえば、今回のカードのように何かに見切りをつけた場合、それが第三者からみて「泣く泣くの選択」だったとすれば、それに対して「同情」してくれる人がいるはずです。

また、入院中のお見舞いなんてすごく「同情」が得意な人もいますよね。

以下にちょっと細かく、同情の意味を示しておきます。

【同情】
他人の苦しみ悲しみ不幸などを同じように感じ,思いやりいたわりの心をもつこと。かわいそうに思うこと。「―を禁じ得ない」「心から―します」「―をよせる」「―心」
(スーパー大辞泉より)

さてさて、この「同情」ですが、このような感情を持てることは自然であって正しい感覚だと思われるでしょう。まあ、けっして間違っているは言いません。普通にありますし、悲しい事態について涙もろいという人の同情心はわかります。

いえ、むしろ同情心がなければ冷たい人間だと思われることでしょう。

しかしながら、同情という感情それ自体は何も生み出しません。同情は感情の種類として「恐れ」や「悲しみ」に近い所にあります。

もう少し詳しく「サバイバル」(生存性)という観点で書けば「恐れ」よりも悪く「悲しみ」よりもましという位置にあるのが「同情」です。

「恐怖」の場合、その恐怖を克服するか、とにかく逃げ出すかという具合にアクションを伴っていて、自分が生き延びる原動力にはなります。

しかしそれより下がって「同情」と「悲しみ」ではサバイバルの足しにはなりません。

そしてこの同情心は、人の生命力を失わせる作用があることを知るべきでしょう。

たとえば病気のお見舞いに来てくれた人がすごく「同情」が得意であると、見舞われた相手は「悲しみ」にまで感情のレベルを下げることがあります。これってマジ生命力を奪われていますよ。これでは闘病生活が長引きます。

もしもあなたが、誰かのサバイバルを助けたいと思っているのなら、あなたはその人に対して決して同情をしてはなりません。哀れんではいけません。

明日が良い日でありますように。